サザンシアターの支配人の当麻氏が脚本を書いた劇であります。でもこれが期待以上に結構面白い。何かヨーロッパの女性映画を見ている感もある。
結婚願望の強い女性が周囲を惑わしていくコメディである。男もいないのに結婚をしたくて式場を予約する。さて彼女は言わずもがな、あわてふためく婚活をせざるを得なくなる、、。
話の展開がベタでなく、最後に一つ二つ、ひねりを利かしてアッと驚くラストとなる。ストーカーの男 . . . 本文を読む
演劇公演というよりファンへの感謝祭といったプログラムです。そこにはダンス、コント、唄あり、もちろん愛すべき娘の思いを綴った芝居もあります。全部で10篇。とてつもなく楽しいです。愉快です。舞台がファンと一体となっております。
子供も劇に参加していて観客も実際子供たちがいる。珍しい光景である。なにか、昔子供たちとよく行った百貨店の屋上での怪獣ショーの面影もあります。
充実した2時間20分。やはりフ . . . 本文を読む
昔「白バラの祈り」という大学生たちのヒトラー体制への抵抗を描いた秀作があったが、同様の感銘をこの映画はもたらせる。
ただ味わいが、この危険な抵抗運動を通して彼ら夫婦の愛情が深まってゆくところがすごいし、それは単なる抵抗映画にとどまらせてはいない。
ドイツの話なのに、全編英語で語られるこの愛の物語。ドイツの名優ダニエル・ブリュールにさえ英語でしゃべらせる。何か違和感を感じ始めて観た映画だが、これ . . . 本文を読む
これは面白いです。楽屋落ちの話もそうだけど、ちょっとした勘違いがどんどん大きくなって、もう爆笑の渦。2幕なんだけどそれらは相似形というか、いわば同時進行のパラレルワールド風で、とてもイカしてた。
僕は観客オンリーなんで、役者さんたちが当日の舞台の反応をどう考えてるのかがよく分かり、なるほどそうなんだ、と興味深かった。
脚本がエンタメ一本に良く練られていて、観客がどうすれば喜んでくれるのかを研ぎ . . . 本文を読む