セントの映画・小演劇 150本

観賞数 2024年 映画 94本、 演劇 72本

劇役ユニット:サンリズム‏ 『正犠論』(作・演出 秀磨)(於・サザンシアター) 85点

2017-07-02 20:38:34 | 演劇遍歴
旗揚げ劇団だという。初日前日に主役の俳優がけがをして、急遽秀麿氏が代役をやる。秀麿氏は作、演出、主演と3役を行ったことになる。劇団側はこの代行で料金を下げる。 さて、劇はというと、これが思いもかけず秀作なのである。110分の長さ。カルト的なミステリー劇を最後の最後まで息もつかせぬ見事な脚本で乗り切った。この劇は、ほぼ脚本の出来で左右されるミステリーだ。 「特務情報保護下協力調査法」という特異な . . . 本文を読む
コメント

山﨑千惠子一座「さいかい」(脚本・演出:宇野 肇)(於・インデペンデント1st) 80点

2017-07-02 19:45:17 | 演劇遍歴
50分の中編劇だが、この題名の意味を考えるとき、ジーンと来ちゃいます。そういえば、フライヤーは桜の花だったからなあ、、。 劇前の音楽は珍しくクラシック。スメタナの「わが祖国より」モルダウ。郷愁性の強い大好きな曲である。幕が開くと、現代の露上ダンスから音楽は炭坑節に変わり、若者が一人紛れ込んだように盆踊りを踊る。ダンスをしていた若者たちが不思議そうに見やる。 と、その時だいたいの人はこの劇の題名 . . . 本文を読む
コメント