前半は今の日本の表と裏の日本の現状を語って辛辣にも結構おののく。スピード感もある。老人たちが貯蓄高の2/3の占有率など吾輩は知らなんだ。ということは吾輩はその希少価値ある1/3の密やかに水底に棲んでいるわけだが、、。
と、 ラストに金子ノブアキが「表も裏も所詮同じよ」とのたまわせるのは結構痺れるんだが、肝心のストーリーがどうしてあたりきの終わりにしてしまうのかよ、、。
予定調和の終わ . . . 本文を読む
この映画、2人以外の登場人物もいるが、セリフを発するのはこの2人だけ。それもやけに機関銃のようなセリフ攻勢。当然、映像も2人シーンが多い。確かに変わった作品ではあるが、奇をてらった感もします。
それでも、2人のイメージ(特にキアヌ)を変貌させるにはいい映画だったかもしれないが、この内容ではあれほど会話の洪水だった割には2人の人間があまり描かれていなかったり、そもそもこの2人の話で90分持たそうと . . . 本文を読む
恥ずかしながら南河内万歳一座の演劇を見るのは今回が初めてです。それもお気に入り「空晴」との合同公演だから見たというのが真相で少々恥ずかしい限り。
で、いつも見ている「空晴」の役者たちを重要な役柄に起用したこの劇を見て、彼らがいつもとは全然違う演技をしていたのにまず驚く。
「空晴」の役者たちが他劇団の客演でいつも好演しているのは見て知っている。自前の劇団よりむしろ力を発揮している役者が多いのでは . . . 本文を読む
題名から軽いSFファンタジーものかなと思っていたら、意外と輻輳し構成にテクが入っていて、ちゃんと見ていないとどんどん置いてけぼりになるようなまともで真面目な作品でした。お見それいたしました。
それぞれのエピソードが実は深くハートフルなので、もう1回見てみたい作品です。とはいえ、明日は予定があるしのう、、。9人の出演者、全員稽古も十分で見ごたえありました。才能のある劇団です。 . . . 本文を読む