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おとなの恋は、まわり道 (2018/米)(ビクター・レビン) 70点

2018-12-08 20:53:47 | 映画遍歴

この映画、2人以外の登場人物もいるが、セリフを発するのはこの2人だけ。それもやけに機関銃のようなセリフ攻勢。当然、映像も2人シーンが多い。確かに変わった作品ではあるが、奇をてらった感もします。

それでも、2人のイメージ(特にキアヌ)を変貌させるにはいい映画だったかもしれないが、この内容ではあれほど会話の洪水だった割には2人の人間があまり描かれていなかったり、そもそもこの2人の話で90分持たそうと思えば、それぞれ10才ほど歳が行き過ぎているのではないか。

外人って、中年になると若い時とめっきり変貌しますね。ウィノナ・ライダーなんかはまだ40過ぎだと思われるけど、もう終わってますね。キアヌもいつもと違い、立ち位置の姿が少ないので、顔のクローズアップが多く、目と眉がさすが弱弱しく感じられる。

ラストも題名がいかんのか、もう衆知明らか。何か、昔懐かし古きメロドラマを思い出しますね。でも、このアイデア、なかなかいいと思いすよ。旬の俳優でやってほしかったな、というのが本音の感想。


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