題材は今世間をにぎわしている幼児虐待もの。それに子供の失踪を錯綜させており、映像の編集も技巧的で、一見芸術風には見えるが、如何せん長く感じられるし、そもそも突っ込みどころが多い。あのコンビニ袋は何?掘り下げ足りず、苛立つことも。夏川、佐藤はよろし。 . . . 本文を読む
森本薫、劇作家、「女の一生」。それしか知らぬ。大阪生まれ。34歳で早世。他にラジオドラマなども手掛けていたことをこの日に知る。
彼の業績と言えるドラマがオムニバス的に目の前に繰り広げられる。「女の一生」の始めと終わりが当然用意してある。初演版、戦後版という贅沢。
特に僕は戦後焼けてしまった屋敷跡で、けいと次男が再開するシーンが大好きで、今回もうーんとうなってしまう。やはり素晴らしい。あの木材を . . . 本文を読む