見事、冴えわたる名作と言われる脚本。女6人だけの演劇スタイル。妊娠という当たり前の女だけの人類の営みを、ある旧家に生き生きと流れる女のいのちを描いている。
女の強さ、弱さ、喜び、哀しみ80歳ほどの年長者から初潮を経験する11歳の女の子まで、脈々と流れる女の神髄・歴史を描いてゆく。コメディタッチで演出するも、そこには感動的な女性への神々しさまで感じ取れる。
秀作です。 . . . 本文を読む
アミューズ恒例の歳末公演。いつもはさりげない人生の機微を感じてその年を終えるのだが、今年は大竹野作品でどうなることやら、と少々危惧もし楽しみでもあったが、やはりしっとりとした大竹野作品となっていた。この辺りはアミューズの感性が突出しているからだろうか、、。
主要女優のうち、笠嶋千恵美が重要な主婦の役柄で、残りの条あけみさんと思い野未帆さん、中村ゆりさんは黒子役だったり、狂言回し役だったりしていた . . . 本文を読む