大阪弁が飛び交う人情喜劇だ。一瞬松竹新喜劇かなと思うほど、みんな大阪のそのノリに徹してる。大阪住吉界隈のレトロ商店街のみんなと住民とのその心の通いがミソである。
美味しいタコ焼きの店を守っている女性のもとに10年ぶりに息子が帰ってくる。そして孫まで連れて、、。と、話の芯はきっちりと通っているので、演劇的にも十分鑑賞に値する脚本である。
こんな、気楽な感じで生きて生きていけたらいいなあと思うのは . . . 本文を読む
高校の文化祭。出し物のお化け屋敷の最中で行われた殺人。まあ、犯人を探し当てるまでのプロセスは結構面白かったが、全体の饒舌で吾輩のような年配にはついていけません。
問題は犯人はこの人だと言われても、それまでの書き込みが少ないので果て誰だったかなあ、という程度。そして何より動機がいくらなんでも薄っぺらすぎて、とほほ状態です。
とはいうものの、同級生二人の探偵ぶりはなかなか堂に入ってましたから、加点 . . . 本文を読む