何気なく見た映画。ナオミ・ワッツまだまだきれいだなあ、なんてそんなファーストシーンから、走る走るワッツの心根が画面を超えて素顔でこちらに飛び込んでくる。完全娯楽作品だが、そこは米映画きれいな紅葉等映像が凝っているので退屈しない。お話は脚本のうまみもあり、二転三転、見せます。カップルでどうぞ。 . . . 本文を読む
見ている間は親子の普通のバカンスの話かと思っていたら、、
途中でヤングたちから、親子ではなく兄妹かと告げられてから、この映画が深いさまよい、漂う夢幻の世界に入っていることに気づく。
つらそうな男の内面を推し量るに、どんどん深い暗い海の底に入っていくようなこの映画、それでも周囲の世界は普通で、明るいプール面を写すように時間は過ぎてゆく。その断絶感と孤独。
11歳の思い出。恐らくそれが父親との最 . . . 本文を読む