韓国映画、いろんなことに挑戦するが、題材もここまで来たか、という(でもないか?)性転換をテーマとした一応ロマンス&コメディだ。男時代に設けた子供との邂逅、そして現在進行中の男性との恋愛話を掛け合わせている。
設定はそれほど無理だとも思わないけれど、主役の【イ・ナヨン】があまりにほっそりしている女優なので、 つけひげをつけさせても漫画になっちゃうし、全然リアリティを感じない。まだしも進行中の大人の . . . 本文を読む
【荻上直子】の新出し物って感じの、乾いてそうでウェットな一見家族映画。
ちょっと頑張ってるんだよね。全編英語なんだけど、英語分かってない設定のオバーチャンを巡るお話だ。英語話しているんだけれど、場所はフランス風のちょい田舎都市風。
死が根っこに十分モリモリあるのに、全くそれを感じないむしろコメディ映画でもある。軽く、さりげなく、ちょっとイカシテル。そんなちょっとしゃれた映画だ。
でも、何か、 . . . 本文を読む
せめて人としてのぬくもりを、とふと決断したがため、まさに本当に明日が消滅してしまった青年。国外逃避列車の屋根にいようが、行き場所もなく、ましてや居場所もなく、いつかは殺される我が身。今は揺れる列車にただじっと佇むしかない。
生きるということは本当に耐えがたいことだ。生活するには悪の道を選ぶしかない貧民層に生まれた青年。それでも生きてはいける。人として、なんてふざけたことを考えずに、ただ食べて、悪 . . . 本文を読む
漂着した無人島で男が20数人で女がただの一人。さてどうなるかという映画なのだが、そもそも文明そのものを捉えている映像が皆無なので、(例えば火を起こしたりとか、雨露しのぐ小屋の造成とか)何か引き込まれるものがなかった感あり。
一番疑問に思ったのは水はどうやって得ていたのかなということ。雨以外にはないはずなんだけど、映像では別に不足していないようだ。
まあ、取り敢えずその文明論は置いといて、テーマ . . . 本文を読む