演劇では珍しい実生活・いわゆるファッションアパレル系のビジネスもの。女性ファッションを生み出すそれぞれクリエイターたちの悩みおよび葛藤を2時間、まさに直球で描く。
これはでもファッション界だけの出来事ではなく、ビジネスに生きている人すべてが日夜抱えている悩みであることに気づく。わかりやすく、かなり深く一人の女性の心の奥底に入り込んでいるので、親近感が湧く作りになっている。
実際、今仕事に悩んで . . . 本文を読む
アメリカ映画でもたまに切実に実生活を語る映画もある。実に渋い出来である。
視線が14歳の息子からの両親を眺めたものであり、だからこそ真剣で鋭い人生がそこにある。こういう子供のまま大人になってしまった人々は僕らの周りにやたらといて、この話は決して特殊なものではない。それでも子供は成長してゆくんだね。いい終わりです。
キャリー・マリガンがなかなか見せる演技で、久々にいい。ポール・ダノはこんな地味な . . . 本文を読む