鹿児島の自然と食

鹿児島の豊かな自然(風景、植物等)、食べ物、史跡を紹介します。

はまじんちょう公園他

2010-04-22 | 植物
阿久根市の、はまじんちょう公園を紹介します。
市役所の南東で、国道3号の西にあります。


はまじんちょう公園。


公園にある池。
水深は浅く、湿地状です。


ハマジンチョウの群落。
海水と淡水が混じるところに生育します。


これは以前写したものですが、ハマジンチョウ(浜沈丁、ハマジンチョウ科)の花です。
花の時期は1月~4月で、彼岸の頃が盛りです。
沈丁花と違って、香りはあまりしません。
阿久根が自生の北限地で、県の天然記念物に指定されています。



この公園には史跡もあります。
鳥越古墳群一号墳です。最初の写真の左にも写っています。
塩鶴町にあったものを、ここに移設しました。


古墳の正面で、ガラス越しに内部を見ることができます。


石室です。安山岩の扁平な板石を小口積みにしたもので、隙間のない積みかたです。
4世紀頃の古墳で、県内最古のものです。
阿久根市の文化財に指定されています。
左上は、ガラスに反射しているものです。



一方、こちらは鹿児島市の街路樹のヒトツバタゴです。
最近、街路樹によく植えられています。


ヒトツバタゴ(モクセイ科)別名なんじゃもんじゃ
雪のように純白で、リボンのようにひらひらした花です。
コメント (4)
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