鹿児島の自然と食

鹿児島の豊かな自然(風景、植物等)、食べ物、史跡を紹介します。

サツマイナモリ他

2015-03-24 | 植物

野山で見かけた植物です。

 

林の中に、サツマイナモリ(薩摩稲森、アカネ科)の群落がありました。日陰に咲きます。

 

産毛が生えた純白の花が、うつむいて咲いています。薩摩のイナモリソウ(稲森草)の意味です。

イナモリソウは、三重県の稲森山で発見されたことからです。

 

ムラサキケマン(紫華鬘) ケシ科

道端の日当たりのいいところに咲いています。華鬘というのは、仏殿の欄間などの装飾具のことだそうです。

 

クサイチゴ(草苺、バラ科)

5月に赤い実がなります。これで野いちごジャムを作ります。

 

オオイヌノフグリ(大犬のふぐり) ゴマノハグサ科

小さな花が群生しています。実が犬のふぐり(陰嚢)に似ていることからです。

 

キンポウゲ(金鳳花、キンポウゲ科)

美しい金色の花です。別名、ウマノアシガタ。

 

スミレ(菫、スミレ科)

園芸種のスミレもいいですが、野生種も素朴でいいです。

 

マムシグサ(蝮草、サトイモ科)

新芽はマムシの模様に似ています。赤い実がなります。

 

ノゲシ(野芥子、キク科)

道端や荒地に咲いています。アキノノゲシに対して、ハルノノゲシともいいます。

 

田んぼにはレンゲソウ(蓮華草、マメ科)が咲いていました。

昔は、肥料として植えられていましたが、今も時々見かけます。

コメント (4)
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