鹿児島市郡山町の田の神を3体紹介します。
前回紹介した稲荷神社の境内に、中福良の田の神があります。左の杉林の中です。
境内から一段高い杉林の中にあります。
笠冠布衣の立像で、建立は明治32年11月です。下半身が少し変わった田の神です。
稲荷神社の境内を見つめています。
上園にある上園の田の神です。鹿児島市指定民俗文化財です。
高さ80cmの笠冠布衣踊(田の神舞)型像です。シキを被り、右手にメシゲ、左手に椀を持っています。
建立は1736年10月です。郡山地区で一番古いものです。
県道川内郡山線の寺下バス停の西にある、寺下の田の神です。
祠の中に、田の神の文字が刻まれた石があります。
右に「寛政三年」(1791年)、左に「十一月吉日」とあります。