霧島市溝辺町に、シラス層からの湧水井戸というのがあります。
左の崖の中腹に井戸があります。
看板の右が井戸です。
井戸を正面より見る。崖の、灰色の地層がシラス(火山灰)です。
コンクリートに囲まれた井戸。
案内板。昭和50年頃まで、飲料水として使われていました。
この付近はシラス台地の上で、シラス台地は水に乏しいから、貴重な水源だったでしょう。
井戸の下の黄土色の地層が粘土質なので、シラスとの境界から湧水しているのです。
井戸の隣に洞窟があり、その下からも湧水しています。洞窟は、シラスからの湧水でできたものです。
洞窟の下の湧水です。シラスと粘土の境界から湧水しています。