鹿児島の自然と食

鹿児島の豊かな自然(風景、植物等)、食べ物、史跡を紹介します。

宝満寺跡

2016-02-04 | 史跡

志布志市の宝満寺跡を訪ねました。

宝満寺は聖武天皇のころ(724~728年)創建されましたが、廃仏毀釈で廃寺となりました。

 

入口に対の仁王像がありますが、右の像は上半身が破壊されてありません。

 

左の仁王像。

 

池があり、下流側に架かっている桁橋です。

 

桁橋から池を望む。上流側にも桁橋があります。

 

前の写真の奥に見える桁橋。

 

池のほとりに種田山頭火の句碑があります。山頭火が志布志を訪れたのは、昭和5年秋のことです。

 家をもたない 秋がふかうなった  山頭火

 

崖は洞窟になっており、ここに多くのものが祀られています。

 

鳥居があり、奥に観音様があります。洞窟に近づくことは出来ません。

 

かつての宝満寺は「西海の華」と言われる美しい伽藍だったそうです。

 

今の宝満寺の本堂です。

花嫁を馬に乗せ、花婿が手綱を取るシャンシャン馬の参詣も、この地に始まるそうです。

コメント (2)
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