熊襲の穴
2016-02-16 | 史跡
霧島市の妙見温泉にある熊襲の穴を紹介します。
国道223号の少し上にある駐車場から山道を登ってきます。
前の写真に見える「神々の想い」の像。
長い階段を登ると、やっと見えてきました。
大きな岩壁があり、その下に熊襲の穴があります。
熊襲の穴の入口です。
横に長い洞穴になっており、右手のほうからさらに奥へ行く洞穴があります。
奥に進んだところです。
熊襲の穴は、昔熊襲族が住んでいた穴で、熊襲の首領カワカミタケルがヤマトタケルノミコトに殺されたところです。
この奥は第一洞穴で、100畳くらいの広さがあります。真っ暗で何も見えませんでしたが、フラッシュ撮影で、ペイントがあるのがわかりました。
右から第二洞穴につながっていますが、入口が崩れて入れません。第二洞穴は300畳くらいの広さがあるそうです。
国道に戻り、天降川を少し上流へ行くと、安楽橋があります。
近代土木遺産に指定されています。
橋の形式:RC開腹アーチ(ヴォールト+柱)
建造:昭和4年頃
橋長:22.5m
安楽橋から上流を望む。向こうに見えるのが安楽温泉。