南九州市川辺町高田の、高田観音と田の神を紹介します。
県道霜出川辺線の高田上バス停近くにある高田観音堂です。
この中に、十一面観音像があります。
格子戸の中に祀られています。
十一面観音像。格子の間から写しました。
この観音像は、明治20年代に川辺に滞在した旅の僧侶、吉田知山によって彫刻されたものです。
頭部に、十一面観音が彫られています。吉田知山は、清水の磨崖物にも十一面観音を彫っています。
下部。
近くに、高田城の下の田の神があります。
俵の上に乗り、右手に小槌、左手に福袋を持った大黒天型の田の神です。
この形の田の神は珍しいです。明治25年に建立されました。
後姿。