南九州市川辺町高田の史跡や風景を紹介します。
高田小学校前の道を南へ行くと、道路脇に高田摩崖仏があります。
屏風状の岩壁に、摩崖仏が彫られています。ここは、石切場の跡と思われます。
彫られたのは江戸時代で、文字から、1678年に鹿児島の久保田大右衛門によって、1711年に頴娃脇の七兵衛によって掘られたことなどがわかるそうです。
左から見ていきます。これは聖観音座像。
上が阿弥陀如来坐像、左下が天照大神宮立像。
阿弥陀如来坐像のアップ。
天照大神宮立像のアップ。
薬師如来坐像。
大黒天立像。
毘沙門天立像。
阿弥陀如来立像。
これらの摩崖仏は、廃仏毀釈で破壊されることもなく、ほぼ完全な形で残っています。
近くに高田石切場があるので、次回紹介します。