鹿児島市喜入のグリーンファームにある史跡を紹介します。
農園ラストランだいだいです。自然遊歩道を歩いた後、ここで昼食にしました。
豊祭そば(750円)をいただきました。焼いたサバの身をほぐして乗せています。
レストランの隣にある喜び入る展望所。喜入だから喜び入るです。
展望所からの眺め。
農園の玉ねぎ。今の時期、作物は少ないです。
苙(おろ)跡です。苙とは、馬を追い込み選別するための、土塁で囲まれた追込み場です。
江戸時代、年に1~2回、牧の馬を苙に入れ、若駒を選別しました。苙には、大苙、中苙、小苙があり、これは大苙です。
前の写真の奥にある中苙。土塁のない部分が馬の通り道です。
小苙。苙が残っているのは、全国でも珍しいそうです。
近くの谷に、石で囲まれた池が二つあります。これは上流の池。
用途はわかりませんが、馬の水飲み場だったのでしょうか。
石橋の桁橋がかかっています。
下流の池。
八幡川の横に、一倉の製鉄炉跡があります。ここで炭焼きを行い、海岸から砂鉄を運んで製鉄しました。
草に覆われて、遺構はよくわかりません。
鉄滓が落ちており、製鉄の跡をうかがわせます。
案内板です。