前回のさつま町鶴田の竹林寺跡から川内川を上流へ行き、鶴田ダムへ向かいます。
途中に堕涙石があります。
明治2年7月、鶴田郷の植村源之助は、娘の津與(つよ)と里の者を連れてこの上流に馬草を刈りに行きました。帰る途中、川が増水して舟が転覆し、津興と里の者二人は岩にたどり着きましたが、父が流されました。津與は父を助けるため飛び込み、二人とも帰らぬ人になりました。
明治3年3月、経緯を記したこの碑文が建てられました。
石碑の横の橋から上流の第二ダムを望む。
近景。発電用ダムです。
左岸から見た第二ダム。
中央付近。
下流を望む。
下流の橋が、先ほど写真を撮った橋です。堕涙石はその左岸にあります。
ダム湖を望む。この上流に鶴田ダムがあり、次回訪ねます。