鹿児島の自然と食

鹿児島の豊かな自然(風景、植物等)、食べ物、史跡を紹介します。

関吉の疎水溝(1)

2020-04-08 | 史跡

鹿児島市の関吉の疎水溝を歩きました。世界文化遺産「明治日本の産業革命遺産」です。

 

下田町の物産館の駐車場から疎水溝に向かっていくと、稲荷川上流の棈木川(あべきがわ)を渡ります。疎水溝はこの少し上流にあります。

 

下流には田園風景が広がっています。

 

案内所があります。普段はボランティアガイドがいますが、新型コロナウィルス騒ぎでいません。

 

上流へ行くと、取水口の滝があります。

 

この先は立ち入り禁止なので、ここから取水口の滝を眺めます。

 

滝の近景。滝の上流の両岸から取水しています。

 

左岸の取水口と疎水溝。

この疎水溝(用水路)は、はじめに水田用の水路として1691年に造られ、1722年頃、島津吉貴により島津家別邸(仙厳園)まで延長されました。

 

今も豊かな水が流れています。

その後、島津斉彬が集成館事業の水車の動力として使用するため、1852年、疎水溝を改修して集成館に給水を開始しました。

 

棈木川左岸の疎水溝を下流へ歩いて行きます。

水車は、溶鉱炉の送風用のふいごや、大砲の芯に穴をあける動力などに利用されました。

 

ここから川に水が落ちています。

 

左岸の垂直の岩壁の下を流れる疎水。

 

2枚前の写真の、左岸の疎水から落ちる滝。

 

右岸の疎水から落ちる滝です。

さらに下流へ歩いて行きます。

コメント (4)
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