鹿児島の自然と食

鹿児島の豊かな自然(風景、植物等)、食べ物、史跡を紹介します。

清水磨崖仏

2020-04-24 | 史跡

前回紹介した南九州市川辺町の岩屋公園にある、清水(きよみず)磨崖仏を紹介します。

 

万之瀬川右岸の垂直の岩壁に200基の磨崖仏があります。この写真のところは、落石の危険があるため立ち入り禁止です。

 

対岸(左岸)から見ることができます。

 

見学台があります。

 

見学台から右岸の岩壁を見る。最初に磨崖仏が彫られたのは平安時代の終わり頃で、その後、鎌倉、室町、明治時代に彫られました。

 

月輪大梵字。鎌倉時代に彫られました。5つありましたが、3つしか残っていません。

 

線刻の三大宝篋印塔(ほうきょういんとう)。

 

上流から近づきます。この先は通行止めです。

 

通行止めの手前を登ったところにある十一面観世音。明治28年に吉田知山が彫りました。

 

阿弥陀仏。これも明治28年の吉田知山の作です。

 

岩壁の祠と下の磨崖仏。

 

下流から近づきます。鎌倉時代の五輪塔。

 

この先通行止めです。

 

柵の向こうに見える室町時代の磨崖仏。水路は篠井手用水路です。

 

磨崖仏の上流側にある篠井手用水隧道です。1663年に掘られました。

 

隧道入口。

用水路は万之瀬川から取水しており、全長446mです。そのうち隧道延長は173mです。

コメント (4)
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