大浪池登山で見た花のうちマンサクは前回紹介したので、それ以外の花を紹介します。
ツクシショウジョウバカマ(筑紫猩々袴、ユリ科)
大浪池外周登山道にたくさん咲いていました。
赤紫の花が多いです。北国では雪解けに咲くので、ユキノシタという異名があるそうです。
白と紫の花。
赤みがかった葉のツクシショウジョウバカマ。
ハルリンドウ(春竜胆、リンドウ科)
文字通り春に咲くリンドウで、秋に咲くのもあります。これも大浪池外周登山道に多いです。
ツルキジムシロ(蔓雉子筵、バラ科)
えびの高原など、霧島で多く見られます。
クサボケ(草木瓜、バラ科)
花はボケと同じですが、小さな木で、他の植物の下に咲いています。
ミヤマキリシマ(深山霧島、ツツジ科)はまだですが、少し咲いていました。
ツボスミレ(坪菫、スミレ科)
小さなスミレです。別名ニョイスミレ。
タチツボスミレ(立坪菫、スミレ科)
普通に見られるスミレです。
ナガバノモミジイチゴ(長葉紅葉苺、バラ科)
オレンジ色の実がなり、おいしいです。
ヤマザクラ(山桜、バラ科)
低地の山桜は終わっていますが、霧島温泉郷では満開でした。これから霧島の山の上に向かって咲いていきます。
ミツマタ(三椏、三又、三枝、ジンチョウゲ科)
霧島温泉郷で見られました。和紙の原料になります。
ミツマタのアップ。
(撮影日:4月10日)