鹿児島の自然と食

鹿児島の豊かな自然(風景、植物等)、食べ物、史跡を紹介します。

島津歳久及び殉死者の供養塔

2024-04-26 | 史跡

薩摩川内市田海町の島津歳久及び殉死者の供養塔を紹介します。

 

天沢寺跡です。

 

2体の仁王像があります。

 

頭部のない仁王像。

 

こちらは上半身がありません。

 

鎮守碑です。

 

クスノキの巨木の奥に、島津歳久及び殉死者の供養塔があります。

島津歳久は島津四兄弟(義久、義弘、歳久、家久)の三男で、島津氏が豊臣秀吉に降伏した後も最後まで抵抗を続けました。

 

島津家の家臣・梅北国兼が一揆をおこし、秀吉に反旗を翻しました。秀吉はこの一揆に歳久の家臣が多く参加していたと知り、激怒します。秀吉は義久に歳久の首を差し出すよう命じ、義久は歳久を自害させました。

 

島津歳久及び殉死者24名の供養塔です。

殉死者の中には東郷(田海町の隣)出身の家臣が多く含まれていました。

 

境内の古井戸です。

 

古井戸から奥へ進むと多くの墓があります。

 

文化十一年(1814年)の文字がはっきり残っています。

 

立派な五輪塔です。

 

何かの模様が刻まれた石祠。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする