高校2年生のときのことである。
私は寮生活をしており、週末に自宅に帰っていた。
ある日曜日の午後、バス停から寮までの坂道を、両手に重い荷物を持って歩いていた。
そこへ、二十歳くらいの女性が近づいてきて
「重そうね。持ってあげようか」
と、片手の荷物を持ってくれた。
彼女と並んで話しながら、寮まで歩いた。
今となっては、何を話したか覚えていないが、私は高校生活のこと、彼女は高校時代の思い出だったと思う。
彼女は、高校の先輩だった。
クラスメートの女子生徒ともあまり話をしたことのない私には、彼女と歩いた数分は妙に甘酸っぱいものだった。
彼女が、今どこでどうしているかわからないが、こんなことがあったことなど覚えてもいないだろう。
だが、人と人との関わりには、一方が忘れていても一方は良く覚えていることがある。
そんな、人生の一コマである。
私は寮生活をしており、週末に自宅に帰っていた。
ある日曜日の午後、バス停から寮までの坂道を、両手に重い荷物を持って歩いていた。
そこへ、二十歳くらいの女性が近づいてきて
「重そうね。持ってあげようか」
と、片手の荷物を持ってくれた。
彼女と並んで話しながら、寮まで歩いた。
今となっては、何を話したか覚えていないが、私は高校生活のこと、彼女は高校時代の思い出だったと思う。
彼女は、高校の先輩だった。
クラスメートの女子生徒ともあまり話をしたことのない私には、彼女と歩いた数分は妙に甘酸っぱいものだった。
彼女が、今どこでどうしているかわからないが、こんなことがあったことなど覚えてもいないだろう。
だが、人と人との関わりには、一方が忘れていても一方は良く覚えていることがある。
そんな、人生の一コマである。
残りの1割に勉強とかいう意思の努力で詰め込んでいるとか。
・・そんなわけで昨日の朝食のメニューを覚えていなくて何も問題ないわけで、認知症ではないのだそうだ。
人に、イイー意味で、記憶に残させることがひとつでも出来たらイイー人生だな。
昨日のことは覚えていなくても、昔の小さなことは覚えていたりしますからね。
いい思い出があったら、それだけいい人生といえるかもしれないですね。
私は日常の何でもないことを
ふと思い出して過ぎ去った日々が愛おしくなったりします。
鹿児島は1年に1度あるかないかの雪でした。
通行止めや チェーン規制に遭いましたが
でもいい旅ができました。
おいおいUpしますね。
19日に、鹿児島市で初雪が降り、山間部では積もりました。
20日も天気が悪く、寒い日でしたね。
来られるかと思っていましたが、来られたんですね。
UP楽しみにしていますよ。
何気ないことでも、親切にされるとうれしいですよね。それを誰かにしてあげられているかな~とハンセイすることもしばしばです。
いいお話ですね。
おそらく、彼女はこんなことはよくやっている些細なことだったと思います。
だから記憶にもないと思います。
でも、親切にされたほうは、よく覚えているものです。
そんな体験でした。