鹿児島の自然と食

鹿児島の豊かな自然(風景、植物等)、食べ物、史跡を紹介します。

野いちごジャムとクサギ

2011-05-12 | 食べ物
近くの野原に野いちごを採りに行きました。


クサイチゴ(草苺)の実がたくさんなっていました。


このまま食べてもおいしいです。
♪赤い実かわいい実を 野原で見つけたよ・・・


野いちごの収穫です。


ジャムを作りました。
水を入れずに鍋で煮て、アクをすくい取り、砂糖を入れて煮詰めます。


野いちごジャムの完成です。
パンにつけたり、ヨーグルトに混ぜたりして食べます。
自分で収穫し、自分で作ったジャムは風味が違います。

クサギも採りました。

クサギの新芽です。
クサギは臭木と書くように、悪臭があります。


このクサギの新芽を食べます。
クサギを食べる地域は限られているようですが、種子島では食べます。


クサギと豆腐の炒め物です。
フライパンに油をひいて炒め、だしの素、みりん、砂糖、しょうゆなどで味を調えます。
悪臭はなく、ほろ苦い味がし、この味がいいです。


クサギと豆腐の味噌汁。
これもほろ苦いです。
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アコウのトンネル他

2011-05-10 | 巨樹・古木
種子島の巨木を訪ねました。


西之表市安城にあるアコウです。
左側が根元で、右に倒れて道を覆っており、右からも気根が垂れてトンネル状になっています。


反対から見たもの。

次は、中種子町坂井の坂井神社にあるアコウと大ソテツです。

神社の階段の前に、アコウの巨木が覆いかぶさるように生えています。


坂井神社。


境内にある大ソテツです。 
 樹高:7m 
 根回り:2m 
 樹齢:600年以上
ソテツの中では日本一です。ソテツは雌雄別株で、これは雌株です。
このときは、新芽が出たばかりで、葉は茂っていませんでした。


根元。


隣にあるソテツ。
これも、かなりの大きさです。


実家の近くに生えていたオオタニワタリ(大谷渡り、チャセンシダ科)。
コメント (8)
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種子島の海

2011-05-08 | 水辺の風景
大型連休に帰省して、種子島の東海岸をめぐりました。
この日は、天気はよかったのですが、黄砂で全体にかすんだ写真になりました。
北から見ていきます。


西之表市平山の鉄浜海岸です。
サーフィンで有名な海岸で、別荘村となっています。
武田鉄矢さんが最初に別荘を建てたところで、武田鉄矢村とも言われます。


このときも、多くのサーファーがいました。


中種子町増田の海岸を北から見たものです。
港は増田港。


南種子町の浜田海岸です。
右の三角の岩山に、千座(ちくら)の岩屋という洞窟があります。


洞窟入口。


洞窟内部。
千人が座れるほど広いことから、千座の岩屋といいます。
干潮時でないと中に入れません。


洞窟内から沖合いを望む。
奇岩が点在しています。


南種子町茎永にある種子島宇宙センター。
中央付近がH2Aロケットの発射場。


種子島の最南端の門倉岬。鉄砲伝来の地です。
神社は御崎神社。


門倉岬から北(太平洋側)を望む。
中央左寄りに鉄砲伝来の碑があります。
湾曲した海岸が広がり、宇宙センターが望める景色のいいところですが、黄砂でかすんでいます。


鉄砲伝来紀功碑。

コメント (6)
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さくらんぼ

2011-05-06 | 食べ物
庭にさくらんぼの木を植えています。


3月1日、さくらんぼの花が満開に咲きました。


4月下旬。黄色いさくらんぼ。
歌にありましたね。


赤く色づきました。
今年は、これまでの最高で、何百個と実をつけました。
ミツバチが少ないので、綿棒で人工授粉をしたのがよかったのかもしれません。


鈴なりのさくらんぼ。
観ているだけで幸せな気分になります。


ルビーのようなさくらんぼ。
赤ちゃんの肌のように、みずみずしいです。


ペアというのもかわいいです。
甘くおいしいさくらんぼをいただきました。
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加治木の史跡(2)

2011-05-04 | 史跡
加治木の史跡の続きです。


島津義弘館跡から西へ行くと、加治木郷土館があります。
建物の中には、加治木の焼き物などを主体にした展示があります。


庭にも、いろいろなものが展示されています。
これは仁王像(金剛力士像)。


仁王像の後ろにある鬼神面。
魔除けのためのものです。


珍しいものがありました。
石風呂です。初めて見ました。
下の穴が焚口ですが、浴槽との間に仕切りがありません。


これは、山ケ野金山跡で見た石風呂です。
五右衛門風呂もありました。


石風呂を覗いて見ました。
これには、焚口と浴槽との間に仕切りがありました。
入ってみたいですが、無理ですね。


加治木にある椋鳩十文学記念館です。
椋鳩十は児童文学者で、「片耳の大鹿」などの作品があります。
加治木には、国語教師として着任しました。


加治木インターの北にある安国寺。


安国寺にある南浦文之の墓。
南浦和尚は島津家につかえた僧で、日本儒学の発展に貢献し、種子島への鉄砲伝来を記した「南浦文集」などの著書があるそうです。
墓は、国指定の史跡です。
コメント (2)
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加治木の史跡(1)

2011-05-02 | 史跡
加治木の史跡をめぐりました。
柁城(だじょう)小学校の付近です。


島津義弘館跡。
義弘は、1607年、帖佐平松からここに移り住みました。
「負けるな、うそをつくな、弱いものをいじめるな」は、薩摩藩の郷中教育の教えです。


ジグソーパズルのように隙間なく積まれた石垣。


島津義弘館跡にある護国神社。


境内に石橋があります。


柁城小学校の正門。
館風の造りです。


加治木高校の門です。


館跡から線路を渡ったところに、曽木家の門があります。


この門は、薩摩藩特有の腕木門と呼ばれ、薩摩藩の上級武士の門の様式を伝えるものです。

留守をするので、コメント欄閉じています。

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