鹿児島の自然と食

鹿児島の豊かな自然(風景、植物等)、食べ物、史跡を紹介します。

渡瀬の石像他

2015-03-14 | 史跡

指宿市の石像をいくつか紹介します。

 

指宿市渡瀬の渡瀬集会施設の庭に石像があります。

 

室町時代から江戸時代にかけての民俗信仰を表す石像が並んでいます。

 

早馬どんという牛馬神です。今和泉村という文字がありますが、今和泉は篤姫のふるさとです。

 

青面金剛。造立は1784年です。

 

田の神。上半身の像です。

 

道下公民館の庭に、二つの像があります。

 

青面金剛です。

 

青面金剛の下に、「大正三年一月十八日 櫻島噴火当時」と刻まれています。

噴火は1月12日に始まったので、まさに噴火の騒動の時建てられたものです。

 

隣の早馬どん。安政四年と刻まれています。

 

道下東公民館です。赤い建物の脇に石像があります。

 

2体の石像が並んでいます。

 

青面金剛です。

 

地蔵さん。

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まち歩き「加治木」(4)

2015-03-12 | 史跡

龍門滝から加治木の町へ戻ります。

 

日木山川の右岸に田の神があります。後ろは加治木のシンボル蔵王岳。

 

両手でメシゲを抱えています。

 

蔵王岳の麓に、日木山里の田の神があります。

 

微笑んでシキをかぶり、左手でシキを支え、右手にメシゲを持った田の神舞の姿です。

造立は天保年間(1830~1843年)。鹿児島で、有名な田の神のひとつです。

 

隣のイヌマキの古木。

 

日木山川を下流に行くと、精矛(くわしほこ)神社があります。河津桜(?)が咲いていました。

 

島津義弘を祀る神社です。

 

御神木のクスノキ。

 

鳳山和尚が、文禄・慶長の役の祭、朝鮮から持ち帰った石臼です。

 

同じく、持ち帰った手水鉢。下に穴が開いていますが、朝鮮特有のものでしょうか。

 

龍門滝温泉で疲れを取って帰りました。すぐ上流が龍門滝で、滝を見ながら入ることが出来ます。

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まち歩き「加治木」(3)

2015-03-10 | 史跡

さえずりの森の展望台から龍門滝の上まで行き、網掛川を上流へ行きます。

 

石橋の金山橋があります。

島津家が、金山経営のため、山ケ野金山から加治木港に金鉱石を運搬する道路に架けたものです。

 

上流から見た近景。

 橋長:23m

 幅員:4.2m

 架設年代:明治13年頃

 

金山橋から上流を望む。正面は板井手の滝で、右は水路から落ちる金山滝です。

滝つぼが丸くて広く、美しい滝です。

 

板井手の滝。

 

今回は時間がなく、河床には降りませんでした。これは以前撮影したものですが、アーチの中に滝が見えます。

鹿児島の名石橋のひとつといっていいでしょう。

 

網掛川を下流に行くと、龍門滝の上に展望台があり、そこから見た滝です。

 

展望台から加治木を望む。手前は龍門滝温泉です。

 

展望台から滝見台まで遊歩道を降りて行きます。

 

龍門滝の滝見台です。

 

龍門滝。日本の滝百選に指定されています。

 高さ46m、幅43m

 

滝見観音。

 

龍門滝の下流。左の建物は龍門滝温泉です。

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まち歩き「加治木」(2)

2015-03-08 | 史跡

護国神社から県道に出て北へ行き、高速道路をくぐると、山の麓に安国寺があります。

 

入口の仁王像。頭と腕がありません。

 

安国寺です。

 

庭に立派な瓦があります。案内板がありませんが、昔の安国寺で使われていたものでしょうか。

 

南浦文之(なんぼぶんし)他の墓があります。

 

南浦文之(文之和尚)の墓。

日本儒学の発展に貢献した人で、種子島への鉄砲伝来を記した「南浦文集」などの著書があります。

 

網掛川を渡り、上流へ向かいます。この上流に龍門滝があります。

 

国指定史跡、龍門司(たつもんじ)坂の入口です。

 

この坂は大口筋といい、鹿児島城下から大口を通って熊本に行く街道でした。

西南戦争のとき、薩軍がこの坂を通って熊本へ行きました。

 

全長1500mのうち500mの石畳の道が残っています。

 

ここで、NHK大河ドラマ「翔ぶが如く」、「篤姫」、「龍馬伝」のロケが行われました。

 

坂の終点から左へ行くと、さえずりの森があり、そこの展望台です。

 

展望台から加治木の町を望む。桜島はかすんでいました。

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まち歩き「加治木」(1)

2015-03-06 | 史跡

姶良市加治木のまち歩きをしました。史跡や風景を巡るコースです。

仮屋町に、まち歩きのための駐車場があり、ここに車を置いて歩きました。

 

駐車場の向かいに加治木郷土館があります。庭に多くの石像がありますが、改めて紹介します。

 

郷土館の向かいにある大楠跡(柁の木伝説)です。

神話によると、イザナミ、イザナギの子ヒルコは足が立たず、船に乗せて流したところ、船のかじ(柁)がここに流れ着き、巨木になった。これが柁木(加治木)のおこりだそうです。

 

柁城(だじょう)小学校です。加治木島津家の屋形があったところです。

 

小学校の隣の加治木島津家屋形跡。今は護国神社になっています。

 

屋形跡の石垣。ここは、島津義弘が晩年を過ごしたところです。

 

護国神社です。

 

境内にある石橋。

 

池に架かる石橋ですが、水はありません。

 

石橋の向こうに3体の石像があります。

 

真ん中の石像です。

 

護国神社から線路を渡り右へ行くと、曽木家の門があります。

 

薩摩藩特有の腕木門という門だそうです。茅葺屋根はシートに覆われていました。

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たんかんジャム

2015-03-04 | 食べ物

種子島から、たんかんが送られてきました。

たんかんは、種子島、屋久島、奄美大島などで栽培されているみかんで、今が出荷時期です。

 

おすそ分けしても、まだこれだけあります。

出荷できないような小さいものもあるので、これでジャムを作りました。

 

ぽんかんとネーブルオレンジの交配種で、非常に水分が多く甘酸っぱいみかんです。

 

皮のついたままカットし、水を少し入れてジューサーにかけます。

 

アクを取りながら煮て、砂糖を加え、水分が少なくなるまで煮詰めます。

 

ビンに詰めて、たんかんジャムができました。

 

焼き菓子につけて食べました。右は、妻が作ったイチゴ大福です。

 

ヨーグルトに混ぜてもいいです。みかんの香りがします。

 

種子島から、あくまきも届きました。

もち米を木灰のアクに浸けて、孟宗竹の皮に包み、米粒がなくなるまで煮て作ります。

 

そのまま食べるか、好みで砂糖や黄な粉をつけて食べます。

 

庭のスイセンです。

 

別の種類のスイセン。

 

クリスマスローズ。赤い花もあります。

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川尻漁港

2015-03-02 | 水辺の風景

指宿市開聞の川尻漁港とその周辺を散策しました。

 

写真中央の、開聞岳の麓にあるのが川尻漁港です。

 

砂浜に、弧状の波が打ち寄せていました。

 

後ろを振り向くと、薩摩半島最南端の長崎鼻が見えます。

 

港に帰る船。テトラポッドには釣り人が・・・

 

漁港の近くに鳥居があります。

 

神社はなく、祠と水神の碑がありました。

 

川尻漁港です。

 

舟溜まり。

 

陸揚げされた船。

 

猫が日向ぼっこをしていました。猫の多い集落です。

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