鹿児島の自然と食

鹿児島の豊かな自然(風景、植物等)、食べ物、史跡を紹介します。

フラワーパークかごしま(2)

2022-02-13 | 植物

フラワーパークかごしまの続きです。

 

花広場と開聞岳。花は、今年の干支の虎です。

 

花広場のチューリップ。

 

隣には、色とりどりのスミレが咲いています。

 

桃太郎。

 

ポピー園です。松林の向こうが、前回のイズノオドリコ。

 

濃いピンクのカンヒザクラ。

 

ミツマタ。和紙の原料になります。

 

黒いクリスマスローズ。

 

リコリス アルビフローラ チェリーピンク。ヒガンバナ科です。

 

アロエの花。

 

ミヤマガンショウ(深山含笑)。コブシに似たモクレン科の花で、芳香があるそうです。

 

屋内庭園で、チューリップ祭りが行われていました。オランダをイメージしています。

 

サンステファノ。

 

華やかなラン。

フラワーパークは春に満ちていました。

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フラワーパークかごしま(1)「イズノオドリコ」

2022-02-12 | 植物

指宿市山川のフラワーパークかごしまへ行きました。

 

コンテストガーデンです。ここにイズノオドリコという桜が咲いています。

 

菜の花の向こうの桜。

 

園内の何か所かにありますが、ここが一番多いです。

 

多くの人が見学に訪れていました。

 

熱海市で造園業を営んでいた方が伊豆半島の山中で発見し、命名した桜です。その方が日置市に移住し、若木を育てていましたが、ここに移植したそうです。

 

ちょうど満開でした。

 

咲き誇る桜。ソメイヨシノより、濃いピンクです。

 

菜の花も満開でした。

 

青空に映える桜。

 

花広場のイズノオドリコです。向こうは開聞岳。

 

芝生広場にも咲いています。

 

ここも満開でした。

一足先に春を満喫しました。

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皇徳寺跡

2022-02-11 | 史跡

鹿児島市山田町の皇徳寺跡を紹介します。皇徳寺台の南にあります。

 

入口。皇徳寺は福昌寺の末寺で、7つの伽藍を持つ大寺院でしたが、廃仏毀釈で壊されました。

 

入口に対の仁王像があります。

 

右の像。

 

左の像。いずれも大きく破壊されています。

 

岩及び割れた石の下に、頭のない像が2体あります。

 

参道を進みます。

 

岩に生えた木。

 

宝篋印塔があります。

 

これも破壊されています。

 

六地蔵塔もあります。地蔵は削られています。

 

伽藍があったと思われる所は、畑や人家になっています。

 

近くの鬼丸神社へ行きました。

 

社殿。山田の鉦(かね)踊り伝承の神社です。

 

右の狛犬。

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滝之下大滝

2022-02-10 | 水辺の風景

鹿児島市中山町の滝之下大滝へ行きました。

 

広場の奥に滝が見えます。広場は私有地ですが、解放されていて立ち入ることができます。

上の赤い橋は、指宿スカイラインの大滝橋です。

 

滝の下流から取水する用水路に、桁橋が架かっています。

 

赤い木の実と滝。

 

木の実のアップ。

 

レンガ煙突があります。かつて骨粉工場があり、その名残です。

 

石祠と滝。川は永田川の支流の滝之下川です。

 

滝の遠景。右が用水路の取水施設です。

 

上流から見た取水施設。

 

滝之下大滝の全景。高さ20mくらいです。冬で水量は少なかったですが、豊水期はもっと幅広く落ちます。

 

上部。

 

下部と滝つぼ。

鹿児島市街地に近いところにあり、簡単に見ることができる滝です。

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ふきのとう他

2022-02-08 | 食べ物

毎年、今の時期はふきのとうを採りに行きます。

 

斜面に生えているふきのとう。

 

収穫しました。

 

まずは、ふきのとうの天ぷらです。ほろ苦い早春の味がします。他はちくわ、さよりです。

 

ふき味噌も作りました。ふきを刻み、豚肉と一緒に味噌で炒めます。ご飯に乗せて食べると食が進みます。

 

家庭菜園のブロッコリーです。

 

さっと茹でて、サラダでいただきます。

 

ツワブキ、薄揚げ、豚肉の煮物です。ツワブキが出るのはもう少し先ですが、これは去年採ったものを冷凍していたものです。

 

庭のシンビジウムが咲いています。

 

クリスマスローズも盛りです。

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城水渓谷

2022-02-06 | 水辺の風景

川辺ダムから万之瀬川を上流へ行きます。鹿児島川辺線へ入り、支流をさかのぼると城水渓谷があります。

 

下流の橋から見た城水渓谷。浸食された岩が広がる美しい河床があり、甌穴が見えます。

 

近景。

 

河床に下りました。小さな滝がたくさん落ちています。

 

岩盤を流れる清流。

 

小さな滝。

 

穏やかな淵もあります。

 

淵から下流を望む。最初の写真を撮った橋が見えます。

 

上流へ行きます。

 

上流に城水観音があります。左に廃屋がありますが、そうめん流しの跡です。

 

岩を浸食して流れる川。

 

城水観音です。

 

穏やかな表情の観音様。

 

観音像の上流の河床です。

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火の河原

2022-02-04 | 風景

前回紹介した川辺ダムのダム湖に架かる橋を渡って、万之瀬川左岸の支流を上流へ行くと火の河原(ひのこら)集落があります。

 

山道を進むと、やや広い谷に出ます。火の河原集落は左側にあります。水田は休耕田が多いです。

 

集落に着きました。小学校跡の前の通りです。

 

鹿児島市立福原小学校火の河原分校跡です。

 

校庭。

火の河原とは変わった地名ですが、「火」はここで製鉄や製炭が行われていたことによるものです。また、砂鉄を水洗いする必要があり、製鉄には水車の動力によるふいごが必要であったため、「河原」であることが立地条件でした。いわば「たたら」の集落だったのです。

 

校庭から見た校舎。

木炭は砂鉄の10倍必要であったため、このような広葉樹のある山間地で製鉄が行われました。砂鉄は喜入前之浜から人や馬で運搬しました。

 

山懐に抱かれた校舎。明治44年創立で、昭和51年閉校です。

閉校から46年たっていますが、地元の方が整備しているとみえ、校舎も校庭も荒れていません。

 

正面です。校舎は昭和38年に竣工しました。

 

二宮金次郎像。

 

集落を上流へ行きます。

 

数軒の人家、廃屋、倉庫などがあります。

 

上流から集落を望む。

同じ鹿児島市内に、周囲から隔絶された山深い集落があることに驚きます。今はダムができて簡単に行けますが、昔は秘境だったことでしょう。製鉄は他藩に秘密にする必要もあったのです。

 

耕作している田んぼもあります。

 

休耕田にはクヌギなどが植えられています。

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川辺ダム

2022-02-02 | 水辺の風景

南九州市川辺町の川辺ダムを紹介します。

 

下流右岸から見た川辺ダム。

 堤高:53.5m

 堤頂長:147m

 型式:重力式コンクリート

 目的:多目的(洪水調整、工業用水、上水道、発電など)

 竣工:2002年

 

右岸から見た堤頂です。

 

下流を望む。小水力発電を行っています。

 

放水。

 

上流面です。

 

ダム湖(さつま川辺湖)を望む。

 

ダム湖に架かる橋が見えます。

 

前の橋のさらに上流の橋から、下流のダム湖を見たものです。

 

同じ橋から上流を望む。

 

ダム湖に沈む橋。これを右へ行ったところに火の河原集落があり、かつてそこへ通じていた古い橋です。

次回は、火の河原集落へ行きます。

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