メランコリア

メランコリアの国にようこそ。
ここにあるのはわたしの心象スケッチです。

『1秒の世界』

2010-07-09 20:25:47 | 
『1秒の世界』ダイヤモンド社

1秒間に・・・

「地球は太陽のまわりを29.8km進む。その速さは音速の88倍」

「その地球が属する太陽系は銀河を1秒間に220km進んでいる」

「ミミズが0.17mgの土を食べている。その糞には植物の成長に必要なリンやカリウムが含まれている」

「ハチドリは55回、ミツバチは200回、蚊は600回はばたいている」

「3人が新たにインターネットユーザーになっている。グローバリゼーションによる言語多様性の消失も問題になっている。
 6日にひとつ言語が消えている計算となる」

「71gの金が採掘され、同時に130tの岩石が捨てられている。あらゆる物質生産の背後には、隠れたマテリアルフロー(物質移動)がある」

「1.3台の乗用車が生産されている。2001年時点の保有台数1位はアメリカ、2位は日本」

「0.3人、4秒にひとりが飢えによって命を落としている。1時間のドラマを見ている間に1,000人が餓死していることになる」


以前読んだ『世界を変えるお金の使い方』と同じダイヤモンド社からの発行。
わたしたちが瞬きひとつしている間に世界、そして地球全体では一体何が行われているのか、
単純な数値化にすることで驚くべき事実が浮かび上がってくる。

目を引く黄色の表紙とともに、ピクトさん的にデザイン化されたイラストが可愛い。
あとがきには本書を哲学&宗教から分析してあって、ちょっと難しいが気になる単語がたくさん載ってたのでメモしておく。

「無門関」=中国・杭州の護国仁王寺の住職だった無門慧開は、修行僧のために禅のテキストとして書いた。
「平常是道」
「日々是好日」=楽しむべきところはそれを楽しみ、楽しみ無きところもまた無きところを楽しむ
「百丈野狐」
「十字街頭に在って、また向背なし」
「足ることを知れ」

コメント

中近東文化センター

2010-07-09 19:05:26 | アート&イベント
中近東文化センター


先週行ったら展示物入れ替えのため休みって書いてあったので、再挑戦。
ぶくろの「オリエント博物館」とかぶる部分もあるけど、常設展示はなかなか充実してて見応え充分v
「麦とパン」コーナーでは、麦を石臼で挽いて殻をとる体験もできる(なかなかキレイにはとれなかった
「文字の世界」では、古代の人が残そうとしたあらゆる文書が手のひらサイズの粘土板に小さな楔形文字でギッシリ書いてあって、
これをよく見つけて、しかも解読できたな~と感心しきり/驚×5000

ほかにも壺やガラス器、金属アクセサリー、金貨などのほか、白壇(ひゃくだん)などの香りの原料も面白い。
スタッフの方が説明してくれたけど、寺院や部屋で焚いたり、香油としてカラダに塗ったり(男性がやってたらしい
竜涎香(りゅうぜんこう)は、クジラの腸内結石から作られるってゆうのもビックリ

企画展は、「シンドバッドの大冒険とガラスの海」。千夜一夜物語の一部であるシンドバッドの話を追いながら、
当時さまざまなモノが流通していたということで、こちらにもガラス器、陶器などが展示されていた。

「出光美術館名品選」には、さらに高級そうな絵皿、壺などが展示されていた。青磁や白磁とかとても上品な色合い。

2Fが「三笠宮記念図書館」とのことで見たかったけど、受付で名前を書いたりしなきゃならなかったりが面倒になっちゃってやめた。

外に出たら小雨が降り出してきて、吉祥寺に戻って、丸井のセールをチラ見したけど、とくに買わずに帰宅。



先週のバンバンラジオはサッカー中継になってて、今週はアラームの設定時間を間違えて、頭30分聞き逃してしまった
「日本のロック偏差値55」はYMOなんだ。当時、高橋幸宏さんの機械みたいなドラミングにフシギな感覚を覚えたなあw

富永さんコーナーでは、これは絶対手を出さないジャケの話で盛り上がってたw
実際、聴いたらそんなに悪くない気もしたんだけど
アナログで100円て安いっ!アナログプレイヤーがあれば、レコード漁りやってみたい!

わたしが手をつけないジャケは、何でも中途半端だった80年代感がもろに出てるやつかなw
あとは、どんなに有名でもソウルが感じられない白人ミュージシャン系とか。実際、聴けばいいかもだけど。
ジャンルでいえば、演歌は一生ハマらないだろうし、ジャニや韓流コーナーも一生見ない気がする。
ハードロックや、クラシックもないかなぁ・・・?分かんないけど。
名前も知らないのに、風景写真や抽象画だったりしても想像つかないから敬遠しがち。



これも気になる。
ドガ展@横浜美術館
ドガを最初に知ったのはマンガ「悪魔の花嫁」1巻を読んだ時w
まさにこの「エトワール」を題材にした怖~~~~い話があって、いまだにインパクト大。
踊り子の後ろに立つ「謎の紳士」に注目。本物を見る機会があるなんて貴重だ。

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