■『熊とにんげん』DER BAR UND DIE LEUTE ライナー・チムニク/作・絵 上田真而子/訳 偕成社
訳者のあとがきに書かれていたが、今作は初版が1954年で著者が24歳の、まだアカデミー在学中の第1作目とのこと。
20代にして、ここまで人生を静かに達観して、絵も文もすでに独自の世界が完成されていたってスゴイ。
▼あらすじ
踊るクマと旅を続ける7個のまりをお手玉することが出来るクマおじさん。
夜にはおはなしをして、角笛を吹くと、どこからか澄んだこだまが返ってくる。2人は満足だった。
大規模なドゥダのサーカスと張り合ったり、野犬の大群と死闘を繰り広げたり。
いつしか時代は移り変わり、クマおじさんは老衰で亡くなり、クマはジプシーに売られてしまう。
「熊はみんな森で生まれるんだよ」仲良しのヨショーに自由にされたクマは森に帰るが、
鼻に打ち付けられた鉄の輪を見て、ほかのクマたちは仲間はずれにしてしまう。。
「なんだい、おじさん、花は毎年咲くじゃないか。おんなじだよ。どうして先に進まないの?」と熊はたずねた。
だが熊おじさんはこたえた。
「今年がいちばんきれいなんだ。こんなにきれいに咲いたことは、はじめてだよ」
チムニクの話がココロを豊かにあたたかくするのは、繰り返す自然や生き物の営みと共に
その人の一生がゆったりと描かれているからかもしれない。
■ヨーロッパ創作絵本シリーズ20『くまのオートバイのり』 ライナー・チムニク/作・絵 大塚勇三/訳 佑学社
サーカスで大人気のオートバイに乗れるクマは、ある子どもから「同じところをグルグル回るしかできないバカだ」と言われ、
それ以外だってできることを証明するために町を縦横無尽に走って大騒動を起こすお話。
最後はちゃんとサーカスに戻って、さらに大歓声を受けるってゆう、平和な物語りなので安心した。
チムニクは線画だけのほうが好きだけど、こうしてカラフルに色づけされると、より絵本らしくなって楽しい。
描き込まれたたくさんの人々の豊かな表情、さり気なく描かれたようでいても味わい深くて、愛情がこもってる。
■ヨーロッパ創作絵本シリーズ27『かしこい ふくろう』
ライナー・チムニク、ハンネ・アクスマン/作・絵 大塚勇三/訳 佑学社
まんまるな黄色い眼のふくろうがもうすでに思いっきり可愛い!
公園の将軍像の馬の足の中に住んでいるんだけど、誰も知らない。
夜になると起きてきて、人が好きだからアパートの住民を毎日眺めてるんだけど、ある日火事になって、ふくろうが知らせたからみんな無事だったって話。
ふくろうは縁起がよくないってゆう迷信を信じていたばかりに逃げ遅れそうになったおばさんがハラハラさせる。
チムニクの語り口調は細かい数字とかも正確に書かれてるのが面白い。
ネット上に写真画像がなかったから、フォトアルバムに載せておこうv
サイトで調べてて見つけた。この人ものすごい冊数読んでる/驚 てか、川崎の図書館が蔵書数多いのか?
▼boooook
1日1冊って、速読???1日中読んでいられる環境にあるとか???それにしてもすごい・・・
訳者のあとがきに書かれていたが、今作は初版が1954年で著者が24歳の、まだアカデミー在学中の第1作目とのこと。
20代にして、ここまで人生を静かに達観して、絵も文もすでに独自の世界が完成されていたってスゴイ。
▼あらすじ
踊るクマと旅を続ける7個のまりをお手玉することが出来るクマおじさん。
夜にはおはなしをして、角笛を吹くと、どこからか澄んだこだまが返ってくる。2人は満足だった。
大規模なドゥダのサーカスと張り合ったり、野犬の大群と死闘を繰り広げたり。
いつしか時代は移り変わり、クマおじさんは老衰で亡くなり、クマはジプシーに売られてしまう。
「熊はみんな森で生まれるんだよ」仲良しのヨショーに自由にされたクマは森に帰るが、
鼻に打ち付けられた鉄の輪を見て、ほかのクマたちは仲間はずれにしてしまう。。
「なんだい、おじさん、花は毎年咲くじゃないか。おんなじだよ。どうして先に進まないの?」と熊はたずねた。
だが熊おじさんはこたえた。
「今年がいちばんきれいなんだ。こんなにきれいに咲いたことは、はじめてだよ」
チムニクの話がココロを豊かにあたたかくするのは、繰り返す自然や生き物の営みと共に
その人の一生がゆったりと描かれているからかもしれない。
■ヨーロッパ創作絵本シリーズ20『くまのオートバイのり』 ライナー・チムニク/作・絵 大塚勇三/訳 佑学社
サーカスで大人気のオートバイに乗れるクマは、ある子どもから「同じところをグルグル回るしかできないバカだ」と言われ、
それ以外だってできることを証明するために町を縦横無尽に走って大騒動を起こすお話。
最後はちゃんとサーカスに戻って、さらに大歓声を受けるってゆう、平和な物語りなので安心した。
チムニクは線画だけのほうが好きだけど、こうしてカラフルに色づけされると、より絵本らしくなって楽しい。
描き込まれたたくさんの人々の豊かな表情、さり気なく描かれたようでいても味わい深くて、愛情がこもってる。
■ヨーロッパ創作絵本シリーズ27『かしこい ふくろう』
ライナー・チムニク、ハンネ・アクスマン/作・絵 大塚勇三/訳 佑学社
まんまるな黄色い眼のふくろうがもうすでに思いっきり可愛い!
公園の将軍像の馬の足の中に住んでいるんだけど、誰も知らない。
夜になると起きてきて、人が好きだからアパートの住民を毎日眺めてるんだけど、ある日火事になって、ふくろうが知らせたからみんな無事だったって話。
ふくろうは縁起がよくないってゆう迷信を信じていたばかりに逃げ遅れそうになったおばさんがハラハラさせる。
チムニクの語り口調は細かい数字とかも正確に書かれてるのが面白い。
ネット上に写真画像がなかったから、フォトアルバムに載せておこうv
サイトで調べてて見つけた。この人ものすごい冊数読んでる/驚 てか、川崎の図書館が蔵書数多いのか?
▼boooook
1日1冊って、速読???1日中読んでいられる環境にあるとか???それにしてもすごい・・・