■『植村直己物語』(1983)
監督:佐藤純彌
出演:西田敏行, 倍賞千恵子, 古尾谷雅人, 山本圭, 小澤栄太郎 ほか
音楽:ウィンダム・ヒル
▼trailer
植村さんの映画ってことで観たかった1本。
西田さんが若い でも大学生役はちとツライ
頑固一徹な父親役で大滝秀治さんの元気な姿も観れるし。
ほとんどスタントを使っていないような、やたらとリアルなシーンばかり!
海外ロケ敢行とも言っていたし、CGがなかった時代のほうが逆に生の迫力があった。
マンガで読んだり、記念館で見た時も分かりやすかったけど、こうして映像化されると、
さらに具体的にイメージが補足されて、大冒険の苦難の数々、奥さんとのご関係、
あたたかい人柄がより身近に伝わってくる
▼story(マンガ・記念館以外のシーンより
帰国した植村は、公子に出会いひと目ぼれ。自伝を渡して「読んでください」と頼む。
最初困っていた公子だったが、著書を読むうち心を奪われてゆく。
生まれつき体の弱い公子だったが、「こんな風に自分を必要としてくれる人がいるとは思わなかった」と喜ぶ。
しかし、式を挙げてすぐ、植村は旅立ってしまう。
エベレストでは、雪崩や落石で次々と仲間が亡くなり、高山病も蔓延して、
団体で登ることの困難が身に染みる。
それでも1970年、松浦と2人で日本人初登頂に成功。
準備に半年、登山に半年かかるため、仕事を辞めるほどの覚悟が必要で、
借金してまで資金繰りに協力している隊員もいる中、
「自分はなにもしていないのに注目されるのは申し訳ない」と帰国を拒む植村。
単独登山禁止のマッキンリーは、アメリカ隊に参加させてもらい、
五大陸の最高峰登頂の偉業を成し遂げる。
エベレスト国際登山隊に、日本人として2人だけ選ばれるが、
遭難したバギーノを救うことが出来ずに、登山も途中で中止を余儀なくされる。
酸素の補給がなかったのはなぜだろう???
目標を極地探検家に変え、犬ぞりでの単独北極点到達を目指すため
1口1000円募金が設けられ、日本全国から集まってきてひたすら感謝。
アメリカが人工衛星で協力。食糧補給はセスナで届けてもらう(アザラシ1頭丸ごと/驚
昔の映画のほうがわんこらの演技も自然だな。プロの俳優犬じゃないのかしら?
犬ぞりに当たってゆっくり崩れ倒れる演技とか、険しい乱氷帯を進むシーン、シロの出産
クラックに落下してしまうシーンなんかどうやって撮ったのか心配になるほど
シロクマに襲われて、影に隠れてたわんこがぞろぞろ出てくるところには爆
「なんだよ、教えてくれよ、恐かったんだぞ!」てw
一方、家でひたすら待ち続ける奥さんは、妊娠、流産、母の死を一人で乗り切らねばならなかった。
無線免許を取って、無線で会話する夫婦ってすごいなあ!
ようやく到着って時にカナダの犬を入国させることは出来ないってモメたりもしたけど、
初めての単独北極点到達の旅は、『ナショナル・ジオグラフィック』の表紙も飾った。
「南極大陸横断の夢が果たせたら、北海道にアウト・オブ・バウンドってゆう学校を作って、
アウトドアで心身を鍛えることを教えたり、自閉症の子どもたちに教えたい」と語る植村。
しかし、「フォークランド紛争」勃発で、その夢は途絶える。
「もう一度若い頃のようにマッキンリーを登ってみたい。誕生日も兼ねて」
あの竹竿は、たしか奥さんからの贈り物だよね?
途中で手を振る様子はセスナから確認され、登頂の報告は無線で確認されるが、
その後の無線で現在地を聞き取れないまま音信不通となってしまう。
明大の仲間たち、アメリカの友人らも協力して捜索が行われるも発見されず。
奥さんの記者会見では「まだ死んだとは思わない。これからもきっと。巡り会えてよかった」
まるで神隠しのようだな。
行方不明となって、わずか1年後に公開された映画というのも驚く。
享年43歳が短いととるか、完全燃焼して全うしたと云うべきだな。
ネパールの風景は今と全然変わってないんだなあ。
てか、2人で話しているレストランに見覚えがあるんだけど、まさかねぇw
とっても泣き虫なシーンが多いのは映画の誇張か、それとも真実か?
冒険家を夢見るキッカケとなった友人を交通事故で亡くしている。
星野道夫さんの親友もたしか亡くなっているよね。奇妙な偶然。
星野さんの伝記映画も観てみたいな。
監督:佐藤純彌
出演:西田敏行, 倍賞千恵子, 古尾谷雅人, 山本圭, 小澤栄太郎 ほか
音楽:ウィンダム・ヒル
▼trailer
植村さんの映画ってことで観たかった1本。
西田さんが若い でも大学生役はちとツライ
頑固一徹な父親役で大滝秀治さんの元気な姿も観れるし。
ほとんどスタントを使っていないような、やたらとリアルなシーンばかり!
海外ロケ敢行とも言っていたし、CGがなかった時代のほうが逆に生の迫力があった。
マンガで読んだり、記念館で見た時も分かりやすかったけど、こうして映像化されると、
さらに具体的にイメージが補足されて、大冒険の苦難の数々、奥さんとのご関係、
あたたかい人柄がより身近に伝わってくる
▼story(マンガ・記念館以外のシーンより
帰国した植村は、公子に出会いひと目ぼれ。自伝を渡して「読んでください」と頼む。
最初困っていた公子だったが、著書を読むうち心を奪われてゆく。
生まれつき体の弱い公子だったが、「こんな風に自分を必要としてくれる人がいるとは思わなかった」と喜ぶ。
しかし、式を挙げてすぐ、植村は旅立ってしまう。
エベレストでは、雪崩や落石で次々と仲間が亡くなり、高山病も蔓延して、
団体で登ることの困難が身に染みる。
それでも1970年、松浦と2人で日本人初登頂に成功。
準備に半年、登山に半年かかるため、仕事を辞めるほどの覚悟が必要で、
借金してまで資金繰りに協力している隊員もいる中、
「自分はなにもしていないのに注目されるのは申し訳ない」と帰国を拒む植村。
単独登山禁止のマッキンリーは、アメリカ隊に参加させてもらい、
五大陸の最高峰登頂の偉業を成し遂げる。
エベレスト国際登山隊に、日本人として2人だけ選ばれるが、
遭難したバギーノを救うことが出来ずに、登山も途中で中止を余儀なくされる。
酸素の補給がなかったのはなぜだろう???
目標を極地探検家に変え、犬ぞりでの単独北極点到達を目指すため
1口1000円募金が設けられ、日本全国から集まってきてひたすら感謝。
アメリカが人工衛星で協力。食糧補給はセスナで届けてもらう(アザラシ1頭丸ごと/驚
昔の映画のほうがわんこらの演技も自然だな。プロの俳優犬じゃないのかしら?
犬ぞりに当たってゆっくり崩れ倒れる演技とか、険しい乱氷帯を進むシーン、シロの出産
クラックに落下してしまうシーンなんかどうやって撮ったのか心配になるほど
シロクマに襲われて、影に隠れてたわんこがぞろぞろ出てくるところには爆
「なんだよ、教えてくれよ、恐かったんだぞ!」てw
一方、家でひたすら待ち続ける奥さんは、妊娠、流産、母の死を一人で乗り切らねばならなかった。
無線免許を取って、無線で会話する夫婦ってすごいなあ!
ようやく到着って時にカナダの犬を入国させることは出来ないってモメたりもしたけど、
初めての単独北極点到達の旅は、『ナショナル・ジオグラフィック』の表紙も飾った。
「南極大陸横断の夢が果たせたら、北海道にアウト・オブ・バウンドってゆう学校を作って、
アウトドアで心身を鍛えることを教えたり、自閉症の子どもたちに教えたい」と語る植村。
しかし、「フォークランド紛争」勃発で、その夢は途絶える。
「もう一度若い頃のようにマッキンリーを登ってみたい。誕生日も兼ねて」
あの竹竿は、たしか奥さんからの贈り物だよね?
途中で手を振る様子はセスナから確認され、登頂の報告は無線で確認されるが、
その後の無線で現在地を聞き取れないまま音信不通となってしまう。
明大の仲間たち、アメリカの友人らも協力して捜索が行われるも発見されず。
奥さんの記者会見では「まだ死んだとは思わない。これからもきっと。巡り会えてよかった」
まるで神隠しのようだな。
行方不明となって、わずか1年後に公開された映画というのも驚く。
享年43歳が短いととるか、完全燃焼して全うしたと云うべきだな。
ネパールの風景は今と全然変わってないんだなあ。
てか、2人で話しているレストランに見覚えがあるんだけど、まさかねぇw
とっても泣き虫なシーンが多いのは映画の誇張か、それとも真実か?
冒険家を夢見るキッカケとなった友人を交通事故で亡くしている。
星野道夫さんの親友もたしか亡くなっているよね。奇妙な偶然。
星野さんの伝記映画も観てみたいな。