■『NOWHERE BOY』(2009)
監督:サム・テイラー=ウッド
出演:アーロン・ジョンソン、アンヌ=マリー・ダフ、クリスティン・スコット・トーマス ほか
▼trailer
ジョン・レノン生誕70年記念作品。
女性の監督だからこそ2人の女性の心の機微が伝わり、
繊細なストーリーと、郷愁すら感じさせる映像に仕上がっている。
ちなみに、監督はのちに主演のアーロンと婚約しているとのこと。
特典には、「ヨーコも彼の演技に満足した」とある。
当時のリバプールが魅力的に撮られていて、徹底した現地ロケのおかげ。
▼story
叔父・叔母ミミの家で育ったジョン。ユーモアのあった大好きな叔父ジョージが急逝。
葬儀に来ていた実母ジュリアの家がすぐ近所にあったことを知った親友はジョンを連れてゆく。
明るく奔放な母に戸惑いながらも、その魅力に引きこまれてゆく。
彼女にはボビーという夫と、2人の娘がいた。
ジュリアの影響でエルヴィスにハマり、ロックンロールにのめりこむ。
母からバンジョーを習い、叔母に7ポンドでギターを買ってもらう。
♪I put a spell on you/Screamin Jay Hawkins
バンド「クオリーメン」を結成、ポールと会い、ギターを教えてもらう。
♪That'll Be The Day/Buddy Holly
(バディ・ホリーは、ジョンの影響でわたしも1枚ベストを持っている
ポールの母親もまた幼い頃に乳がんで亡くなっている。
ライブハウスで彼らの演奏を見て、ジョージも入る。
ジョンの17歳の誕生日パーティで、母から父のことを聞いたが答えてもらえず。
ミミに聞くと、父アルフは船員で、やり直そうと粘ったがジュリアが拒んだため、
当時5歳だったジョンに「どっちと暮らしたい?」と迫り、「パパ」と答えたという。
そのままではニュージーランドに連れていかれると思ったミミは、咄嗟にジョンを奪った。。
これまでジョンを1人の人間として描いた映画がなかったのが意外/驚
ジュリアとミミは全然違うタイプの姉妹だったんだな。
ジョンの心根の優しさを想うと胸が張り裂けそうになる。
歌声は吹き替えか?イギリス訛りも心地よい。
イギリス人特有のってのもあるけど、ジョンが皮肉屋なのは、
自分を守るための笑いって気がする。
最愛の人との別れを何度も経験して、自らも40歳で逝ってしまった。
これだけ波乱万丈な人生もまたとないだろう。
【特典の抜粋メモ】
「私はジョン・レノンの音楽のファンで、ビートルズの曲に親しんで育ったの。
もちろん曲も全部知っている。でも私が作っている映画は、
大人になろうとしている青年の物語で、彼はまさに通過地点にあって、感情の揺れる旅の途中。
これは成長物語だということを決して忘れたくなかった」(サム・テイラー=ウッド)
「ビートルズのおかげで、リバプールは今や世界中の人々の巡礼地となった。
だからこそ、その場所に出向きこの映画を撮影することが重要だったのだ」
♪Julia/John Lennon
(ocian child はヨーコのことだけどね
監督:サム・テイラー=ウッド
出演:アーロン・ジョンソン、アンヌ=マリー・ダフ、クリスティン・スコット・トーマス ほか
▼trailer
ジョン・レノン生誕70年記念作品。
女性の監督だからこそ2人の女性の心の機微が伝わり、
繊細なストーリーと、郷愁すら感じさせる映像に仕上がっている。
ちなみに、監督はのちに主演のアーロンと婚約しているとのこと。
特典には、「ヨーコも彼の演技に満足した」とある。
当時のリバプールが魅力的に撮られていて、徹底した現地ロケのおかげ。
▼story
叔父・叔母ミミの家で育ったジョン。ユーモアのあった大好きな叔父ジョージが急逝。
葬儀に来ていた実母ジュリアの家がすぐ近所にあったことを知った親友はジョンを連れてゆく。
明るく奔放な母に戸惑いながらも、その魅力に引きこまれてゆく。
彼女にはボビーという夫と、2人の娘がいた。
ジュリアの影響でエルヴィスにハマり、ロックンロールにのめりこむ。
母からバンジョーを習い、叔母に7ポンドでギターを買ってもらう。
♪I put a spell on you/Screamin Jay Hawkins
バンド「クオリーメン」を結成、ポールと会い、ギターを教えてもらう。
♪That'll Be The Day/Buddy Holly
(バディ・ホリーは、ジョンの影響でわたしも1枚ベストを持っている
ポールの母親もまた幼い頃に乳がんで亡くなっている。
ライブハウスで彼らの演奏を見て、ジョージも入る。
ジョンの17歳の誕生日パーティで、母から父のことを聞いたが答えてもらえず。
ミミに聞くと、父アルフは船員で、やり直そうと粘ったがジュリアが拒んだため、
当時5歳だったジョンに「どっちと暮らしたい?」と迫り、「パパ」と答えたという。
そのままではニュージーランドに連れていかれると思ったミミは、咄嗟にジョンを奪った。。
これまでジョンを1人の人間として描いた映画がなかったのが意外/驚
ジュリアとミミは全然違うタイプの姉妹だったんだな。
ジョンの心根の優しさを想うと胸が張り裂けそうになる。
歌声は吹き替えか?イギリス訛りも心地よい。
イギリス人特有のってのもあるけど、ジョンが皮肉屋なのは、
自分を守るための笑いって気がする。
最愛の人との別れを何度も経験して、自らも40歳で逝ってしまった。
これだけ波乱万丈な人生もまたとないだろう。
【特典の抜粋メモ】
「私はジョン・レノンの音楽のファンで、ビートルズの曲に親しんで育ったの。
もちろん曲も全部知っている。でも私が作っている映画は、
大人になろうとしている青年の物語で、彼はまさに通過地点にあって、感情の揺れる旅の途中。
これは成長物語だということを決して忘れたくなかった」(サム・テイラー=ウッド)
「ビートルズのおかげで、リバプールは今や世界中の人々の巡礼地となった。
だからこそ、その場所に出向きこの映画を撮影することが重要だったのだ」
♪Julia/John Lennon
(ocian child はヨーコのことだけどね