品川アクアスタジアム

品川駅から歩いて10分ほどの、まさにエキマエ水族館に行ってきた。

▼楽甚＠フードコート品川キッチン
ランチにはちょっと遅い時間になったけど、いろいろ探していたら見つけたフードコート。
プリンスホテルの１Ｆにあって、ラーメン、たこ焼き、うどん、ピザとひと通り揃ってて便利。
「ギョーザ焼き」は、長野で食べるニラせんべいに似ている、ニラたっぷりの薄焼きで美味しかった。



もしかして、水族館やシネコンも、ホテルからも直通で行けるのかな？
ほかにもボウリング施設や、ブティックとかも入ってた。


■品川アクアスタジアム
入り口から入ると、右手に大きなメリーゴーラウンドがあって、
海の生物に乗って回れる。キラキラしててとってもキレイ！



エスカを上ると２Ｆのワンフロアが水族館になっている。
思ってたより小さかったけど、このぐらいがちょうどいっか。


【いるかショー】

　

左奥に「いるかショー」のプールがあって、ちょうど14時から始まるというので、
入ると、広い円形のせり上がった客席で、どこから見ても楽しめるようになっている。

ただし 前列は濡れるの覚悟、ってか、敢えてびしゃびしゃになって楽しみたい人のためのシート
持参したのかカッパを頭からちゃんとかぶって、子どもも大人もスタンバイＯＫ
わたしは・・・一番後ろの席です、ちなみに

いろんな種類のいるかがいるみたいで、
この日はどこもハロウィーンの扮装や飾りつけがしてあって、
まずは、骸骨の扮装をしたスタッフが２人プールに飛び込んで、
いきなりいるかに乗って高くジャンプしたり、サーフィンみたいに水上を滑ったり！

上から旗が降りてきて、そこを飛び越えたり、
吊るしてあるかぼちゃのオブジェを鼻でつついたり！
カッパを着ているお客さんの前でわざわざ高く飛び上がって大きなしぶきをあげるのも恒例みたい

個人的には、揃って後ろ向きに泳いだり、
細かい芸をさり気なく見せている２人組のいるかが可愛かった
ラストはみんなでノリノリに踊って終了～


次の見物である「アシカショー」は15時だから、それまでゆっくりと水槽を見て回った。

長さ20mのトンネル型水槽には、サイトにも紹介されている通り、
“世界唯一の展示であるノコギリエイの仲間「ドワーフソーフィッシュ」、
　成長すると７ｍにもなる「グリーンソーフィッシュ」、
　東日本初登場の「オニイトマキエイ(マンタ)」などが悠々と泳いでいる”

　

ほんとに巨大でビックリ
海の生き物の中では、クジラや海亀さんが一番好きだけど、
エイも好きなんだよね。あの独特のフォルムとスムーズな泳ぎは、いつ観てもカッコいい

小さな水槽のコーナーには、珍種も紹介されていて、面白かった♪
一生懸命石を口で運んで家を作るお魚さん（トビーに似てた！）とか、



タツノオトシゴとか、真ん丸なカニさん？などなど。
わたしの好きな黄色いハコフグさんもいて、やっぱりカワイイ

一番奥には、大人気のペンギンさんもいる♪

　

なぜか黄昏どきに塗られた背景の前に佇んでいるから、
立っているだけなのに哀愁が感じられるのはわたしだけ？


【アシカショー】
ここにもハロウィーン衣装のスタッフさんが司会をしていて、
アシカの特別衣装もあるんだけど、なぜか１着しか用意できなかったから、
音を測る機械でお客さんの歓声を測って、より大きかったほうに決めるって設定。

そこで最初に現れたのは、女の子のサラサちゃん。



輪投げを首でキャッチするのが得意技ｖ
お客さん（子ども２人と、大人１人）も手伝って盛り上がった。

対する挑戦者は、大きなオスのバロンくん。
愛嬌たっぷりのガテン系。大きな声で「オー！」とやる気マンマン
でも、途中で勝手にドアから出て行っちゃって、
お姉さんがおだてると、ちょこっと顔を出すってパフォーマンスが本当にカワイイ！

そして、気になる判定結果は・・・バロンくんに軍配が上がりました～！
王様みたいな衣装を着て、得意の笑顔で応えてたｗ



ショーは何度も見れるけど、もう一度ほかの水槽を観て回ってから出た。
お土産コーナーのリアルなしろくまさんもステキだったけど、ガマン、ガマン。
ウチにはすでにイルカもクジラも海亀もいるのでｗ


１Ｆはアトラクションフロアで、なんと「銀河鉄道９９９のコースター」がある
とっても気になったけど、コースターは乗れません・・・


いつも平日のこれぐらいのお客さんだったらいいけど、
週末や連休はやっぱり混むんだろうなあ！

その他の写真はフォトチャンネル一覧でどうぞ～！
チャンネル「ch 148027」の「i01～i18」までです。
泳ぎ回る魚さんたちを撮るのにひと苦労しました

「水玉の女王草間彌生の全力疾走」＠NHKスペシャル

■「水玉の女王草間彌生の全力疾走」＠NHKスペシャル

長野・松本出身と知ってビックリ
今年83歳って知ってまたビックリ

アトリエは新宿にあり、「草間ビル」と呼んでいる。
そして、現在は精神病棟に住んでいると知ってまたまたビックリ
唯一落ち着く場所という薄暗い病室には、宇宙や生死にまつわる本がたくさんあった。


幼い頃、幻覚を克服するために絵を描きはじめる。
28歳で単身渡米。ニューヨークへ。
クッキリした顔立ちの美人/驚

「無限の網」「柔らかい彫刻」などで注目を浴びる。
裸体にペイントする「ハプニング」（ヨーコもやったね
がメディアに散々中傷され、帰国後、日本でも大スキャンダルを巻き起こす。

「不安神経症」などを煩い、常に自殺の衝動と闘っているため、46歳で入院。


世界を巡る展覧会に向けて100枚描く挑戦。
１日～３日に１枚のペースで描き続け、１年半かかってようやく完成。
2012.2。ロンドンにあるテート美術館に日本人女性として初めての個展が開かれた。
その数160点。アーティスト生活60年の集大成。

その後、ビクトリア・ミロ・ギャラリーにおいて、
１点3000万円という価格で売りに出された。


「天賦の才能」というものは、いつでも一瞬ごとの「狂気」と裏表なんだ。
パワフルな活動とは逆に、とても繊細な１人の女性の顔も持ち、
ユーモアもあり、英語も堪能/驚

そして、この眼力は、まるで女版・岡本太郎のよう
等身大人形も超リアルで、眼力もそのまま再現されているから凄い。

ルイ・ヴィトンとのコラボも大好評。
商業とアートのコラボってことか。

でも、たくさんの若い記者たちを前にして語ったのは、
「宇宙のすべてのものを愛でカバーしたい。
　みんなで一生懸命に働いて、世界を元に戻して、
　すばらしい自分たちの人生を持ちたいということを
　ぜひ一緒に手伝っていただきたいと思っておりますが、いかがでしょうか？」



現在、個人美術館を建設中とのこと。ぜひ観たい！
Ｂ１Ｆ～５Ｆまで、ガラス張りの壁になっていて、
街を行き交う人々の眼に作品が映るデザインとなっている。

そして、2013年に世界７カ国を巡る展覧会のために、また精力的に絵を描き続けている。
ＢＧＭにビョークの音がよく合っていた


途中、何度か自殺願望を言っていたけれども、
わたしの眼には、本当はもっとキョーレツに生きたい！
１秒でも長く生きて、１枚でも多くの絵を描き、作品を後世に残したい！
と訴えているように見えた。

「水玉はただの水玉じゃなくて、
　平和のシンボルってことで売り込んでるの
　夏目漱石や、宮沢賢治だとか、みんな精神の売り込みやってるのよ結局
　そういうふうにもっていかなかったら、
　芸術家としてやっていくのは厳しいと思うよ」

この言葉にも、静かな平和を願っているというより、
自分の自由な自己表現を「平和」や「愛」という形を借りて
より世界に広げていきたい！という強い意志を感じた気がした。





★インスタレーション
1970年代以降一般化した、絵画・彫刻・映像・写真などと並ぶ現代美術における表現手法・ジャンルの一つ。ある特定の室内や屋外などにオブジェや装置を置いて、作家の意向に沿って空間を構成し変化・異化させ、場所や空間全体を作品として体験させる芸術。ビデオ映像を上映して空間を構成することもあれば（ビデオ・インスタレーション）、音響などを用いて空間を構成する（サウンド・インスタレーション）こともある。