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メランコリア

メランコリアの国にようこそ。
ここにあるのはわたしの心象スケッチです。

『ベルナのしっぽ』(2006)

2012-10-01 18:31:21 | 映画
『ベルナのしっぽ』(2006)
原作:郡司ななえ 監督:山口晃二
出演:白石美帆、田辺誠一、市毛良枝、板谷由夏、根岸季衣 ほか

久々Gao!を覘いたら、こんなわんこ映画を発見して、つい観てしまった。
もちろん、号泣です/涙×∞

まだまだ盲導犬が今より全然知られてなかった頃のお話。
今でも見かける機会は少なくて、理解が乏しいために
ペットのように触りたくなったり、飲食店などへの入店を断られたり、
きっとあるんだろうなぁ。

1998年に大竹しのぶさん主演で一度ドラマ化もされたのか。
ドラマのほうがもっと話をふくらませられるだろうからそちらも見てみたい。

▼story
建築デザイナーを目指していたしずくは、病気のために失明する。
子どもの頃に大型犬に襲いかかられたトラウマで犬嫌いだったが、
夫・隆一との間に子どもが欲しいという強い想いから盲導犬のベルナと暮らすことを決意する。

長男・隆太が生まれてからは、大変な子育てをもう少し周囲に頼ってもいいんだと思い直し、
預かってもらえる保育園を探すが、盲導犬を連れて来ることをなかなか許可してもらえない。
「子どもの教育のためにも必要なんじゃないですか?」と何度も理解を求めて説得し、なんとか許可をもらう。

隆太もすくすくと成長するにつれ、ベルナは年老いて白内障を患う。
「引退させてやる勇気を持つことがベルナのためじゃないか?」という夫に、
「仕事をすることがベルナの生き甲斐なの」と強く拒絶するしずく。

学校などで盲導犬についての講演をする機会も作って活動してきたが、
ベルナのお腹にとうとう腫瘍ができてしまう・・・


盲導犬についての注意
1.仕事中の盲導犬には触らない。
2.ハーネスには触らない。
3.叩いたり、イタズラなどをしない。
4つあった気がするけど、何だったっけ?

盲導犬のお腹に火のついたタバコを押し付けて火傷を負わせるような嫌がらせをされる
ショッキングなシーンもあり、こんな酷いことも実話なんだろうか

ペットブームの今では、盲導犬でなくても動物と一緒に入れる場所は増えたけれども、
まだまだ昭和の頃は、たとえ仕事中の盲導犬でも入れない場所がたくさんあったんだね。

それでも、親の手すら借りずに、周囲を説いていったこの女性の芯の強さに感動。
いろんな障害物を教えてくれたり、ドアノブの位置、危険も教えてくれる盲導犬の賢さにも感動。

世の中には盲導犬を必要としている人も多いだろうから、
より理解も深まって、人の眼となって働いてくれる盲導犬がスムーズに暮らせる世の中の仕組みが
どんどんと整っていけばいいね。


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『ぐりとぐら』

2012-10-01 18:22:41 | 
図書館から絵本をたくさん借りてきたので、
家の中にちょっとした図書コーナーができてご満悦v


『ぐりとぐら』(福音館書店)
作:中川李枝子 絵:山脇百合子

みんなが「好きな絵本」として挙げる今作を遅ればせながら初めて読んでみた。

絵を見て見覚えがあると思ったら、『いやいやえん』の人だ
アニマル浜口さん風のウェアを着た野ネズミの2人は兄妹?
食べるのが大好きで、料理も上手って、わたしの周りの誰かさんみたいw

大きな卵を見つけて、運べないから、森でカステラにしちゃおう!ってお話。
肉食獣まで一緒にカステラを食べているところが可笑しい
そもそも、自分の背丈より大きな鍋とかを持っている時点でフシギだしw

初版はなんと1963年!で、第164刷っていうのが
長年たくさんの人々に愛され続けてきたなによりの証拠。

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『ちびゴリラのちびちび』

2012-10-01 18:22:40 | 
『ちびゴリラのちびちび』(ほるぷ出版)
作・絵:ルース・ボーンスタイン 訳:岩田みみ

以前、図書館のお仕事をしていた時に教えてもらった1冊。
実際に読んでみたら、その方の印象とちょっとだけ違ってた気がする?

意外とダークな色調も多いけど、
動物たちの描写がとにかくユニークで可愛くて
思わずしあわせになって笑ってしまう




▼あらすじ
子どものゴリラのちびちびは、ちっちゃくて、可愛くて
森の動物たちの人気者。
それが、ある日突然おおきく成長して、1歳の誕生日を祝ってもらう

横長の本の2ページ分も大きくなった時、
ほかの動物たちがすごい遠くから誕生日を祝っているのも笑うw



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