■大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』 第1回 夜明け前
脚本:宮藤官九郎
音楽:大友良英
ナレーター:ビートたけし(噺) / 森山未來(語り)
とうとう始まった
前回の『西郷どん』の余韻を引きずっていたこともあるけど
なにせ、今回の大河は、脚本のクドカンを筆頭に
私にとっては「劇団 大人計画30周年祭り」の一環でもあるから
なかなか最初の1回目を観るきっかけが遅れてしまった
これまでのように5回分ずつまとめ観できるかどうかも
これから観てみないことには何とも言えない
できることなら、全回分を永久保存しておきたいくらいだけれども
HDがすぐいっぱいになってしまうし(買えばイイが
なんだかんだ言っても、1回観たらもう観ないだろうし
始まる前の段階ですでに、あちこちで「いだてん」番宣祭りだったから
もう観たような気がしているくらい
今回は大きく分けて2部構成で、最初は中村勘九郎さん演じる人物の物語から
どのシーンも見逃せないのが逆にプレッシャー(何の?
まずは、とにかくやたらと大勢の登場人物が出てくるから
最初は人物名と演者、その相関関係を頭に入れていく作業から
HPも見切れないほどの情報量(読めないよこんなに
今、気づいたけど、タイトルが日本文学に関係してないか?
てか、観る前にもう小1時間経ってしまった・・・
とはいえ、私はオリンピック2020を待ち遠しいと思っている人間ではありません
あしからず
【内容抜粋メモ】
第1章 「ストックホルム大会」編
■昭和34年(1959)
オリンピックのためにかの日本橋の上に道路を造ろうとしているシーンから
ラジオの声 1964年開幕するオリムピック東京招致なるかのニュース
最初に出てきたのは、たけしさん(五代目古今亭志ん生)とキョン2(志ん生の長女)!
ここからもうヤバすぎる
そのタクシーとすれ違うのは、金栗四三?
志ん生:今の男、足袋で走ってたぞ、富久みたいだな(落語の演目)
「富久」火事が起きて、浅草から芝を走り回る、たいこ持ちの噺
【東京都庁】
あら、1回目にもう阿部ちゃん(田畑政治 日本水泳連盟元会長)も出るのね
「春季 外務省運動会」で北原秀雄が倒れてアキレス腱断裂 全治3ヶ月と知らせが入る
ほんとに最初から大声で怒ってるw
東京都知事・東龍太郎(松重豊 美味しい食事処は探さなくていいの?w
日本オリンピック委員会常任委員・岩田幸彰(松坂桃李 落語家じゃないの?w
岩田が代役にいいんじゃないかって言った平沢和重(外交評論家、ジャーナリストは星野源くん!
【国際オリンピック委員会総会 西ドイツ・ミュンヘン】
ものすごい七三分けの源くんは、ジゴロー・カノー(柔道の人?)の
最期を看取った人物と紹介される
美濃部孝蔵(若き日の古今亭志ん生 森山未來)もチラっと出てくる
平沢:
日本の小6の教科書に「五輪の旗」という話が載っている
オリンピックと聞くだけで心が躍る
五輪に表された「第五の大陸」にアジアを加える時が来たのではないでしょうか
大拍手の末、大きく票を開いて招致が決まる
ここでようやくOP
阿部ちゃんがシュールな映像と言っていたのはどういうことか?
・阿部サダヲ@あさイチプレミアムトーク
なるほど 昭和初期の街中にオリンピック選手が絡むって斬新すぎ
そして、古式泳法で隅田川をスーツのまま泳ぐ阿部ちゃんww
この映像だけでもYouTubeにアップしてほしい 貴重映像
■昭和35年(1960)
志ん生:
私は五輪とはあまり相性が良くなくて(マイクにNHKて書いてある
日本人で初めてオリンピックに出たのは 「マラソン!」と客
私もちょっとかじった口で 明治に十二階(凌雲閣)って建物があって・・・
(何気に「西郷どん」からつながってるのがフシギ
・プレミアムトーク 鈴木亮平@あさイチ
■明治42年(1909)
紳士にからむ小梅(橋本愛 遊女役/驚
車夫・清(峯田和伸)が乗せたのは、嘉納治五郎(東京高師校長。柔道の創始者 役所広司)
「フランス大使館まで」
美濃部:ここからは私が案内役を務めます
ジゴロー・カノーって嘉納治五郎か
世界に知られる柔道の創始者、日本スポーツの父
駐日仏国大使・ジェラールは、カノウにオリンピックに日本参加の話を持ち込む
去年のロンドンオリンピックの写真を見せる
「白人だけの祭りから、世界規模の祭典にしたい
アジア諸国代表として日本に参加してほしい」
日本は、日清戦争、日露戦争に勝ち、神秘の国と思われていた
クーベルタン男爵(近代オリンピックの創始者)が
オリンピック参加のために日本を動かせる人物は誰かと言った
路面電車より人力車のほうが早いって、のんびりしてていいなあ
(峯田さんも、朝ドラと全然違う顔/驚
カノウ:速いな 君、オリンピック出るか?
【東京高等師範学校】
次の第5回オリンピックはスウェーデン・ストックホルム
カノウ:自費でやる 金は国が出すだろう
東京高師助教授・可児徳(古舘寛治)は、文部省に派遣されてスウェーデンにいたことがある
東京高師教授・永井道明(杉本哲太):
論外です! 日本人がオリンピックなど10年、いや50年早い!
日本人は体が出来てない!
私が勉強したスウェーデン体操を実践すれば、
日本人の平均身長は10cm、いや50cmは伸びます
カノウ:楽しいの? 楽しくないの、オリンピック?
ナガイ:
ロンドンオリンピックを見ましたが愉快ではありません
心身が未熟な若者に一国の命運を託すると、どんな悲劇が生まれるか(同感
■第4回 ロンドンオリンピック 明治41年(1908)
24kmを走るマラソンで、イタリア代表のドランド・ピエトリは
トップでスタジアムに入ってきたが、とんでもない猛暑で意識朦朧とゴールとは逆に走った
ナガイ:
「ドランドの悲劇」
彼は4回も気を失い、死に体でゴールをきった
走る意志のない選手を寄ってたかって引きずり回し
勝ち負けにこだわる人間の醜さを、競技スポーツの弊害を見ました
未熟な日本人が走ったら死人が出ますよ
【文部省】
諦めきれないカノウに
小笠原文部大臣:勝つ可能性のないものに金は出さない!
日本体育会会長・加納久宜:お断りする
カニ:まるで子どもと大人ですな
加納:
スポーツなどくだらん
わが日本体育会は、優秀な体育指導者を育成する団体です
体育は教育 子どもたちに健康な肉体を授けるのが使命
(子どもに銃を担がせて、戦争の予備軍育成のため?
カニ:私もやりました 立派な兵隊さんになって、お国のために戦って欲しいw
(オリンピックは「平和」のためだから違うと言っても、国同士の競争には変わりない
【横浜正金銀行頭取・三島弥太郎邸@千駄ヶ谷】
(この屋敷、旧古河庭園にちょっと似てる
大隈重信:異端でしょうな
カノウ:戦争に勝ったからこそチャンスです
ヤタロウはスポーツがダイキライ
カノウはヤタロウに600円の借金がある
パーティに突然、野球選手が飛び込んで来る
三島弥彦(生田斗真 弥太郎の弟 「天狗倶楽部」のメンバー)
「天狗倶楽部」は、作家・押川春浪を中心に慶応、早稲田のトップエリートが所属
スポーツを愛している
ヤシマは100mを12秒で走れると自慢
その後、三島から正式に断られる
カノウ:完全に履き違えている 飲んだくれのアンポンタンめ
辞退しようとすると、ジェラールはスタジアムの設計図を見せる
2万2000人収容 ポスターも見て、引き受けてしまう
カノウはアジア初のIOC委員となる
■1960年 東京 日暮里 志ん生宅
五りん(本名は小松 神木隆之介)と恋人・阿部知恵が押しかける
落語で「マラソン」と叫んだ青年
弟子になりたいと言うと「今はとってない」と言われる
五りん:
先月、母が死にました
遺品整理をしていたら、絵葉書に「志ん生の富久は絶品」とあった
父は満州で師匠の落語を聞いてハガキを送った
父のことを何も覚えてない 写真も空襲で焼けて
■明治43年10月
オリンピックのエントリーシートが届いた
「日本体育協会」という団体を作り、永井も理事にさせる
カノウは『冒険世界』を読んだ
世界記録は100mを10秒4/5(分数は何?
カノウ:
参加することに意義があるんだ(もうこの言葉が
国を背負うとか、負けたら切腹とか違う 平和のための真剣勝負 相互理解
これを逃したら4年後
どこかに必ずいます 世界に通用する韋駄天が! 足の速い神さまだ
加納久宜は反対
「日本体育協会」に大をつけて「大日本体育協会」とし、カノウは初代会長に就任
ヤヒコはカノウを天狗倶楽部に連れてくる
カノウ:予選会をして記録をはかればいい
ヤヒコ:どうせなら東京のオリンピックを目指しましょう
中沢臨川(近藤公園 京浜電鉄の社員):
羽田にある広大な敷地がいい 海水浴場にしようという計画がある
鉄道を利用すれば一大レジャーになるぞ!
記者会見を開くカノウ
スウェーデンオリンピックの選抜大運動会を開催
場所は羽田運動場
競技は、陸上、マラソン(25マイル)
海外における旅費・滞在費は全額協会が出す
米国体育学士・大森兵蔵(竹野内豊):
マラソンはオリンピックの花形です
駅が各所にあるから、トラブルがあれば伝令を飛ばす
カノウ:世界記録に達する者がいなかったら潔く辞退する
【羽田運動場予定地】
大森は可能だと主張 資金はヤヒコが兄に談判する
新聞を読み興奮するセイ
中学校卒業生以上という条件で、セイは小学校しか出ていない
カノウは糖尿で酒を止められていたのに飲んだため入院
自宅は抵当に入る
カノウ:大風呂敷を広げたが、韋駄天などいない
弱気なカノウにカニは優勝カップを見せる
カニ:韋駄天はいます!
【明治44年 大運動会当日】
古地図にGoogle Mapみたいなマークがついてるw
マラソンには全国から健脚が19名 セイもいる
途中から雷雨
伝令が来て、落伍者5名 折り返し地点で落伍者5名→落伍者13名
そこに1人だけ来たのが金栗四三
カノウ:あれこそが韋駄天だ!
足袋を履き、頭から血を流していると思ったのは雨で帽子の色が流れただけ
カノウ:2時間32分45秒 世界記録更新だ!
志ん生:不可能を可能(嘉納)にする男だ
嘉納治五郎の像が文京区に!
国内、世界に名が知られていた柔道の創始者
22歳で台東区に設立した「講道館」
今や200の国と地域で行われている柔道の総本山
井上:
今の柔道界においても、スポーツ界においても
嘉納先生のお力なくしては、ここまでの発展はなかった
我々の最も重要視しているスローガン「精力善用」「自他共栄」の精神は
己の力を最大限に生かして、世のため人のため貢献する
師範室にある書
笹野高史さん?
もうこれで、これまで同様、5回分まとめてメモることは到底ムリだと分かった
脚本:宮藤官九郎
音楽:大友良英
ナレーター:ビートたけし(噺) / 森山未來(語り)
とうとう始まった
前回の『西郷どん』の余韻を引きずっていたこともあるけど
なにせ、今回の大河は、脚本のクドカンを筆頭に
私にとっては「劇団 大人計画30周年祭り」の一環でもあるから
なかなか最初の1回目を観るきっかけが遅れてしまった
これまでのように5回分ずつまとめ観できるかどうかも
これから観てみないことには何とも言えない
できることなら、全回分を永久保存しておきたいくらいだけれども
HDがすぐいっぱいになってしまうし(買えばイイが
なんだかんだ言っても、1回観たらもう観ないだろうし
始まる前の段階ですでに、あちこちで「いだてん」番宣祭りだったから
もう観たような気がしているくらい
今回は大きく分けて2部構成で、最初は中村勘九郎さん演じる人物の物語から
どのシーンも見逃せないのが逆にプレッシャー(何の?
まずは、とにかくやたらと大勢の登場人物が出てくるから
最初は人物名と演者、その相関関係を頭に入れていく作業から
HPも見切れないほどの情報量(読めないよこんなに
今、気づいたけど、タイトルが日本文学に関係してないか?
てか、観る前にもう小1時間経ってしまった・・・
とはいえ、私はオリンピック2020を待ち遠しいと思っている人間ではありません
あしからず
【内容抜粋メモ】
第1章 「ストックホルム大会」編
■昭和34年(1959)
オリンピックのためにかの日本橋の上に道路を造ろうとしているシーンから
ラジオの声 1964年開幕するオリムピック東京招致なるかのニュース
最初に出てきたのは、たけしさん(五代目古今亭志ん生)とキョン2(志ん生の長女)!
ここからもうヤバすぎる
そのタクシーとすれ違うのは、金栗四三?
志ん生:今の男、足袋で走ってたぞ、富久みたいだな(落語の演目)
「富久」火事が起きて、浅草から芝を走り回る、たいこ持ちの噺
【東京都庁】
あら、1回目にもう阿部ちゃん(田畑政治 日本水泳連盟元会長)も出るのね
「春季 外務省運動会」で北原秀雄が倒れてアキレス腱断裂 全治3ヶ月と知らせが入る
ほんとに最初から大声で怒ってるw
東京都知事・東龍太郎(松重豊 美味しい食事処は探さなくていいの?w
日本オリンピック委員会常任委員・岩田幸彰(松坂桃李 落語家じゃないの?w
岩田が代役にいいんじゃないかって言った平沢和重(外交評論家、ジャーナリストは星野源くん!
【国際オリンピック委員会総会 西ドイツ・ミュンヘン】
ものすごい七三分けの源くんは、ジゴロー・カノー(柔道の人?)の
最期を看取った人物と紹介される
美濃部孝蔵(若き日の古今亭志ん生 森山未來)もチラっと出てくる
平沢:
日本の小6の教科書に「五輪の旗」という話が載っている
オリンピックと聞くだけで心が躍る
五輪に表された「第五の大陸」にアジアを加える時が来たのではないでしょうか
大拍手の末、大きく票を開いて招致が決まる
ここでようやくOP
阿部ちゃんがシュールな映像と言っていたのはどういうことか?
・阿部サダヲ@あさイチプレミアムトーク
なるほど 昭和初期の街中にオリンピック選手が絡むって斬新すぎ
そして、古式泳法で隅田川をスーツのまま泳ぐ阿部ちゃんww
この映像だけでもYouTubeにアップしてほしい 貴重映像
■昭和35年(1960)
志ん生:
私は五輪とはあまり相性が良くなくて(マイクにNHKて書いてある
日本人で初めてオリンピックに出たのは 「マラソン!」と客
私もちょっとかじった口で 明治に十二階(凌雲閣)って建物があって・・・
(何気に「西郷どん」からつながってるのがフシギ
・プレミアムトーク 鈴木亮平@あさイチ
■明治42年(1909)
紳士にからむ小梅(橋本愛 遊女役/驚
車夫・清(峯田和伸)が乗せたのは、嘉納治五郎(東京高師校長。柔道の創始者 役所広司)
「フランス大使館まで」
美濃部:ここからは私が案内役を務めます
ジゴロー・カノーって嘉納治五郎か
世界に知られる柔道の創始者、日本スポーツの父
駐日仏国大使・ジェラールは、カノウにオリンピックに日本参加の話を持ち込む
去年のロンドンオリンピックの写真を見せる
「白人だけの祭りから、世界規模の祭典にしたい
アジア諸国代表として日本に参加してほしい」
日本は、日清戦争、日露戦争に勝ち、神秘の国と思われていた
クーベルタン男爵(近代オリンピックの創始者)が
オリンピック参加のために日本を動かせる人物は誰かと言った
路面電車より人力車のほうが早いって、のんびりしてていいなあ
(峯田さんも、朝ドラと全然違う顔/驚
カノウ:速いな 君、オリンピック出るか?
【東京高等師範学校】
次の第5回オリンピックはスウェーデン・ストックホルム
カノウ:自費でやる 金は国が出すだろう
東京高師助教授・可児徳(古舘寛治)は、文部省に派遣されてスウェーデンにいたことがある
東京高師教授・永井道明(杉本哲太):
論外です! 日本人がオリンピックなど10年、いや50年早い!
日本人は体が出来てない!
私が勉強したスウェーデン体操を実践すれば、
日本人の平均身長は10cm、いや50cmは伸びます
カノウ:楽しいの? 楽しくないの、オリンピック?
ナガイ:
ロンドンオリンピックを見ましたが愉快ではありません
心身が未熟な若者に一国の命運を託すると、どんな悲劇が生まれるか(同感
■第4回 ロンドンオリンピック 明治41年(1908)
24kmを走るマラソンで、イタリア代表のドランド・ピエトリは
トップでスタジアムに入ってきたが、とんでもない猛暑で意識朦朧とゴールとは逆に走った
ナガイ:
「ドランドの悲劇」
彼は4回も気を失い、死に体でゴールをきった
走る意志のない選手を寄ってたかって引きずり回し
勝ち負けにこだわる人間の醜さを、競技スポーツの弊害を見ました
未熟な日本人が走ったら死人が出ますよ
【文部省】
諦めきれないカノウに
小笠原文部大臣:勝つ可能性のないものに金は出さない!
日本体育会会長・加納久宜:お断りする
カニ:まるで子どもと大人ですな
加納:
スポーツなどくだらん
わが日本体育会は、優秀な体育指導者を育成する団体です
体育は教育 子どもたちに健康な肉体を授けるのが使命
(子どもに銃を担がせて、戦争の予備軍育成のため?
カニ:私もやりました 立派な兵隊さんになって、お国のために戦って欲しいw
(オリンピックは「平和」のためだから違うと言っても、国同士の競争には変わりない
【横浜正金銀行頭取・三島弥太郎邸@千駄ヶ谷】
(この屋敷、旧古河庭園にちょっと似てる
大隈重信:異端でしょうな
カノウ:戦争に勝ったからこそチャンスです
ヤタロウはスポーツがダイキライ
カノウはヤタロウに600円の借金がある
パーティに突然、野球選手が飛び込んで来る
三島弥彦(生田斗真 弥太郎の弟 「天狗倶楽部」のメンバー)
「天狗倶楽部」は、作家・押川春浪を中心に慶応、早稲田のトップエリートが所属
スポーツを愛している
ヤシマは100mを12秒で走れると自慢
その後、三島から正式に断られる
カノウ:完全に履き違えている 飲んだくれのアンポンタンめ
辞退しようとすると、ジェラールはスタジアムの設計図を見せる
2万2000人収容 ポスターも見て、引き受けてしまう
カノウはアジア初のIOC委員となる
■1960年 東京 日暮里 志ん生宅
五りん(本名は小松 神木隆之介)と恋人・阿部知恵が押しかける
落語で「マラソン」と叫んだ青年
弟子になりたいと言うと「今はとってない」と言われる
五りん:
先月、母が死にました
遺品整理をしていたら、絵葉書に「志ん生の富久は絶品」とあった
父は満州で師匠の落語を聞いてハガキを送った
父のことを何も覚えてない 写真も空襲で焼けて
■明治43年10月
オリンピックのエントリーシートが届いた
「日本体育協会」という団体を作り、永井も理事にさせる
カノウは『冒険世界』を読んだ
世界記録は100mを10秒4/5(分数は何?
カノウ:
参加することに意義があるんだ(もうこの言葉が
国を背負うとか、負けたら切腹とか違う 平和のための真剣勝負 相互理解
これを逃したら4年後
どこかに必ずいます 世界に通用する韋駄天が! 足の速い神さまだ
加納久宜は反対
「日本体育協会」に大をつけて「大日本体育協会」とし、カノウは初代会長に就任
ヤヒコはカノウを天狗倶楽部に連れてくる
カノウ:予選会をして記録をはかればいい
ヤヒコ:どうせなら東京のオリンピックを目指しましょう
中沢臨川(近藤公園 京浜電鉄の社員):
羽田にある広大な敷地がいい 海水浴場にしようという計画がある
鉄道を利用すれば一大レジャーになるぞ!
記者会見を開くカノウ
スウェーデンオリンピックの選抜大運動会を開催
場所は羽田運動場
競技は、陸上、マラソン(25マイル)
海外における旅費・滞在費は全額協会が出す
米国体育学士・大森兵蔵(竹野内豊):
マラソンはオリンピックの花形です
駅が各所にあるから、トラブルがあれば伝令を飛ばす
カノウ:世界記録に達する者がいなかったら潔く辞退する
【羽田運動場予定地】
大森は可能だと主張 資金はヤヒコが兄に談判する
新聞を読み興奮するセイ
中学校卒業生以上という条件で、セイは小学校しか出ていない
カノウは糖尿で酒を止められていたのに飲んだため入院
自宅は抵当に入る
カノウ:大風呂敷を広げたが、韋駄天などいない
弱気なカノウにカニは優勝カップを見せる
カニ:韋駄天はいます!
【明治44年 大運動会当日】
古地図にGoogle Mapみたいなマークがついてるw
マラソンには全国から健脚が19名 セイもいる
途中から雷雨
伝令が来て、落伍者5名 折り返し地点で落伍者5名→落伍者13名
そこに1人だけ来たのが金栗四三
カノウ:あれこそが韋駄天だ!
足袋を履き、頭から血を流していると思ったのは雨で帽子の色が流れただけ
カノウ:2時間32分45秒 世界記録更新だ!
志ん生:不可能を可能(嘉納)にする男だ
嘉納治五郎の像が文京区に!
国内、世界に名が知られていた柔道の創始者
22歳で台東区に設立した「講道館」
今や200の国と地域で行われている柔道の総本山
井上:
今の柔道界においても、スポーツ界においても
嘉納先生のお力なくしては、ここまでの発展はなかった
我々の最も重要視しているスローガン「精力善用」「自他共栄」の精神は
己の力を最大限に生かして、世のため人のため貢献する
師範室にある書
笹野高史さん?
もうこれで、これまで同様、5回分まとめてメモることは到底ムリだと分かった