徳島県 上勝町 人口1500人 四国一小さな町
この町のゴミ対策が世界中から注目を集めている
「2020年までにごみゼロに!」という看板

●町内のゴミ集積場は1つだけ
上勝町では、ゴミの回収をしていないので、住民の皆が自分で運んでくる

●とても細かい分別 45種類
透明瓶、茶瓶、その他の色瓶、金属製キャップ、プラスチック製キャップ、乾電池、アルミ缶など
すごく細かく書いてある


Q:これほど細いと皆さん苦労しているのでは?
住民女性:最初は大変だったけどね だいぶ慣れました
Q:結構手間じゃないですか?
住民女性:家で分けたらそんなに
●ポイントがもらえる制度も導入

住民女性:
ものによったら押してもらえるポイントカード
点数に応じていろんなものと交換できる
牛乳パック、歯ブラシなど対象のゴミを持ち込むとポイントが貯まり
LED 電球や洗剤などの日用品などと交換してもらえる

Q:ゴミを捨てて、何か貰えるってすごい仕組みですね
住民女性:
最初はあまり興味なかったけど、だんだん貯まったら
買い物バッグももらったしw
●上勝町のリサイクル率は80%
全国の自治体のリサイクル率は平均で20%ほど
今でこそリサイクルが進んだ上勝町ですが
平成9年頃までは、町内のゴミを1箇所に集めて屋外で焼いていた

その後、小型焼却炉を導入したが「ダイオキシン」の規制強化で
わずか2年で閉鎖してしまった

再び焼却炉を整備する余裕がなく、それが「ゴミをゼロにしよう」という考えに行き着いた
●美しい自然を残したいという思い


6年前に亡くなった東ひとみさん
自費で海外に行って環境政策を学び、分別に反対する住民の説得にあたりました
●その思いは今、娘の輝実さんに受け継がれている


てるみさんが経営するカフェ
お米や調味料などの食材も販売しているのですが
ゴミを減らすために容器を持ち込んでもらっている
女性客:卵5個下さい と籠を渡す
卵をバラ売りしてもらえるのでよく利用しています
卵のケースのゴミも出ないし、必要なぶんだけ新鮮なものをいただける

●会計ではレシートは発行していない
輝実さん:どうしても欲しい方には、紙の領収書をお出ししています
人の生活の中で当たり前のようにゴミが出なくなる

この自然を子どもや孫に残すということに母親もすごく思い入れがあったようで
「飽きないね、上勝は」と言われるくらい
面白い町にできるといいなと思っています

●リサイクルの意識は、地元のお母さんたちにも広まっている
こちらの工房では、古い着物や、不要になった毛糸をリメイクして販売しています


鯉のぼりを洋服に

鯉のぼりをリメイクした抱き枕

Q:手作りするのは好きですか?

好きです 楽しいです
「要らない」じゃなくて、再利用して生き返らせてあげる
そういうことに喜びを感じております

アナ:
無理なく続けるには、皆さんが楽しんでいることも大事なんだなと感じました
編集長:本当に捨てるべきは、面倒臭いとか、まあいいやっていう気持ちなんだね
アナ:
私、地元の方にアドバイスをもらいまして
「普段出しているゴミに目を向けてみると
暮らしそのものを考えるきっかけになります」と言っていただきました
買い物からプラスチックごみをなくそう@ビッグイシュー
この町のゴミ対策が世界中から注目を集めている
「2020年までにごみゼロに!」という看板

●町内のゴミ集積場は1つだけ
上勝町では、ゴミの回収をしていないので、住民の皆が自分で運んでくる

●とても細かい分別 45種類
透明瓶、茶瓶、その他の色瓶、金属製キャップ、プラスチック製キャップ、乾電池、アルミ缶など
すごく細かく書いてある


Q:これほど細いと皆さん苦労しているのでは?
住民女性:最初は大変だったけどね だいぶ慣れました
Q:結構手間じゃないですか?
住民女性:家で分けたらそんなに
●ポイントがもらえる制度も導入

住民女性:
ものによったら押してもらえるポイントカード
点数に応じていろんなものと交換できる
牛乳パック、歯ブラシなど対象のゴミを持ち込むとポイントが貯まり
LED 電球や洗剤などの日用品などと交換してもらえる

Q:ゴミを捨てて、何か貰えるってすごい仕組みですね
住民女性:
最初はあまり興味なかったけど、だんだん貯まったら
買い物バッグももらったしw
●上勝町のリサイクル率は80%
全国の自治体のリサイクル率は平均で20%ほど
今でこそリサイクルが進んだ上勝町ですが
平成9年頃までは、町内のゴミを1箇所に集めて屋外で焼いていた

その後、小型焼却炉を導入したが「ダイオキシン」の規制強化で
わずか2年で閉鎖してしまった

再び焼却炉を整備する余裕がなく、それが「ゴミをゼロにしよう」という考えに行き着いた
●美しい自然を残したいという思い


6年前に亡くなった東ひとみさん
自費で海外に行って環境政策を学び、分別に反対する住民の説得にあたりました
●その思いは今、娘の輝実さんに受け継がれている


てるみさんが経営するカフェ
お米や調味料などの食材も販売しているのですが
ゴミを減らすために容器を持ち込んでもらっている
女性客:卵5個下さい と籠を渡す
卵をバラ売りしてもらえるのでよく利用しています
卵のケースのゴミも出ないし、必要なぶんだけ新鮮なものをいただける

●会計ではレシートは発行していない
輝実さん:どうしても欲しい方には、紙の領収書をお出ししています
人の生活の中で当たり前のようにゴミが出なくなる

この自然を子どもや孫に残すということに母親もすごく思い入れがあったようで
「飽きないね、上勝は」と言われるくらい
面白い町にできるといいなと思っています

●リサイクルの意識は、地元のお母さんたちにも広まっている
こちらの工房では、古い着物や、不要になった毛糸をリメイクして販売しています


鯉のぼりを洋服に

鯉のぼりをリメイクした抱き枕

Q:手作りするのは好きですか?

好きです 楽しいです
「要らない」じゃなくて、再利用して生き返らせてあげる
そういうことに喜びを感じております

アナ:
無理なく続けるには、皆さんが楽しんでいることも大事なんだなと感じました
編集長:本当に捨てるべきは、面倒臭いとか、まあいいやっていう気持ちなんだね
アナ:
私、地元の方にアドバイスをもらいまして
「普段出しているゴミに目を向けてみると
暮らしそのものを考えるきっかけになります」と言っていただきました
