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『保護者からのお願いとその対応』

2022-02-15 07:07:07 | Weblog

先日、保護者からの電話がありました。

その内容はバレンタインデーに関してのこと。

その依頼の内容は在籍している娘さんがバレンタインデーに友人との手作りチョコレート交換を予定している。

コロナ禍でもあり、手作りチョコの交換は衛生面でも不安なので辞めさせたいが、子どもを説得することができない。

学校として全体に対して何らかの注意喚起をして欲しい、止めさせて欲しいとのことでした。

 

私の返答は、今までもバレンタインデーのチョコレート交換については見て見ぬふりをしている状況。

何らかの注意喚起を全体にすることで、学校がチョコレート交換を奨励しているように捉えられても困る。

しかしながら、保護者のお気持ちは十分に理解できますので何らかの対応はさせていただきますと返答して電話を切りました。

 

・コロナ禍での手作りチョコの交換は衛生面でも不安であり、バレンタインデーにチョコレートを学校に持ち込むことは禁止にしている学校もある

・人間関係の結びつきの確認(私たちって友達だよね)や継続(ずっと友達でいようね)というような結びつきの証を止めづらい年齢でもある。

チョコレートの「交換」は「好感」の確認と継続か?

・どうしても、バレンタインデーにチョコレートを渡したいのであれば、市販品のチョコレートにメッセージを添えて渡してみてはどうか

上記のようなことを朝礼や終礼などの時間帯を利用して担任メッセージを発信してほしいとのお願いをしました。

 

こちらからすれば、学校が対応する問題ではないのではないかと思いますし、本当にめんどうな話です。

 

コロナ禍において蓄積されたストレスが学校に向かいやすいようです。

公立ではなく、私学であれば保護者の意見を聞き入れてくれるのではないかとの保護者の思い込みもあるかもしれません。

そのような状況の反映か今年度の入試において、都内の多くの私学が志願者を伸ばしているようです。

噂では、募集人数の2倍以上の入学者が予定されている学校もあるそうです。

2倍というとそれほど多く感じない方もいるかもしれませんが、

学校でいえば1学年8クラスの学校が16クラス。

仮にバス旅行をしたら、1号車から16号車までの車が連なるのです。

ベビーブーマー期でもないのですから、その数の多さには驚きです。

 

同様に私の勤務校も収容能力を超えて多くの生徒が入学しそうです。

もちろん、それに伴い物言う多くの保護者が増えるのですが・・。

コメント
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