自宅での勤務が可能であり、妻の採点が忙しい4日の間、鬼怒川温泉にある小部屋にこもった生活をしていました。
今回、鬼怒川に向かう電車で利用したのは7月15日から使用の始まった「スペーシアX」。
スペーシアXの売りはファミリーやグループで使用できる個室定員7名のコクピットスイート(個室料金:12,180円)が一室設置されていることです。
さらに個室定員4名(6,040円)のコンパートメントは4部屋設置されています。
6号車のコクピットスイートではグループで酒を飲みながらワイワイ移動したい人々や、小さな子ども連れで周りに迷惑をかける可能性のある利用者にとってはありがたい設定です。
1号車はカフェカウンターが設置されたコクピットラウンジ(1人200円)です。こちらではクラフトビールとクラフト珈琲を堪能できるようです。
そのラウンジ利用は車内座席に設置されています。
ラウンジシートをQRコードから行うとのことでしたが、ビールのみの購入ができるのかどうかは不明です。
2号車は飛行機で言う、ビジネスシートのようなものです。
通常の座席構成は窓側と通路側の左右に2席ずつですが、2号車のそれは2席+1席のゆったりした座席構成。(追加料金は580円)
後ろの席を気にせずに電動でリクライニングできるシートも売りのようです。
私が今回利用した3号車と4号車は従来のスペーシアと同様の普通の座席です。
従来との違いはシート1列に対して1つの小窓を採用していることです。
確かに日がさして眩しい時には便利そうです。
しかしながら、この座席であれば、X以外の従来のスペーシアで良いかもしれません。
従来からスペーシアには個室もありました (個室料金3150円)ので、わずか2時間の旅であればXでなくても良いのではというのが私の最終的な感想です。
それでも、新車の香りが漂う車内はとても快適です。
ぜひとも、一回は乗ってみてはいかがでしょうか。