あと、2年と数ヶ月で現在の仕事を定年退職する私です。
別の職場に異動する予定も無いのですが、この4月に特別支援学校教員免許状の取得をしようと決めました。
その理由は現在の職場においても、多動的な行動が目立つ生徒や中学時代には「通級」に通っていたという普通とは違う生徒の対応に苦慮することが多くなったからです。
勉強はできるが、人間関係の距離をつかめない、思ったことを直ぐに口に出してしまってトラブルが発生することは日常茶飯事です。
これは、私の職場だけの問題ではなく、有名私立大学でもそのような学生がいることでの対応が難しいことも伺っています。
現在まで、まったく、そのようなことに関しての知識がない私でした。
せいぜい、何十年も前に大学のサークル活動の一環として八王子盲学校の生徒との週一回のそろばん指導をしていた私。
そこで、少しでも彼らのことを理解して対応していこうと決めたのです。
放送大学へ入学しての「特別支援学校教員免許」取得目的でした。
実は、15年前にも放送大学には「学校図書館司書教諭」免状取得を目的に入学して、それを取得しました。 入学してから5月に中間考査のような課題テストが課されていました。
インターネットを使用しての選択問題の提出です。
それを提出しないと7月に実施される科目取得試験を受験できないのです。
配布された紙のテキストにある答えを見つけ出して、シートにマークする提出課題はおかげさまでパスできました。
大変だったのは7月の本試験でした。
テストはインターネットを利用した選択問題形式。
テキストは見ることは可能ですが、テストが開始されると終了までの時間が減っていく形式、つまり時限爆弾につけられたタイマーの時間がゼロを目指して減っていく形式。
テキストを見て、答えを探し出す作業をしている50分内ではとても終了できないのです。
久しぶりにテストを受けて緊張しました。
全ての科目は60点以上取らなければ、再入学しなくてはなりませんでした。
先日、合格発表がネットでありました。
受講者が同一日の同一時間に合否を確認しているので、なかなかインターネットの合否サイトにはつながりませんでした。 結果として、全ての科目が合格。
これから、追加の教員免許申請を行いたいと思います。