先日、学生時代の友人に誘われて初めて母校の「ホームカミングデイ」に参加しました。
ここで言う「ホームカミングデー」とは学園祭開催期間中に卒業生に母校に来て母校を懐かしんでもらう企画です。
会場には700名を超える卒業生が集っていました。
不二家の社長や国会議員も・・。
参加者の殆どは自分を含めて老人たちでした。
しかも、経済学部の大学特性もあり圧倒的に多いおじさん、お爺さんたちでした。
さて、実は私は同窓会組織をあまり好みません。
その理由は、支部会を含めた同窓会に集う大学OBたちは一流企業に勤めていたり、大手企業の役職についているなど、それを衣に会に参加している人が多く私との接点となることが少ないからです。
また、支部会主催での旅行やゴルフコンペなども私としてはちっとも興味をそそられないのです。
さらにさらに言えば、大学同窓会にたしての大学からの文書は寄付金のお願いばかりだからです。
母校を愛しているOBOGがこれだけいるのですから、その人たちを大学はもっと活用したら良いと私は思っています。
例えば、J栄養大学はOGに大学のPR業務の一部を委託しています。
全国にいるOGが地元にある高校を訪問しての挨拶や大学紹介の仕事は卒業生にとってもやりがいのある請け負い仕事にちがいありません。
ただ、そのようなことは殆どの大学でなされていません。
その理由は、一言で言えば「今までやっていなかったから」。
大学の事務職はたいてい一般職です。
一般事務員は入校する、教務、会計、図書館などの仕事をローテーションしていきます。
目立たず、何回かのジョブローテーションをして定年退職。
図書館委員長や入試委員長は各自の専門分野の研究をされている大学教授です。
これって、国会のシステムに少々似ている気がします。
官僚が原稿を作成して、議員が答弁。
入試業務を数年担当する事務員が中心となり、委員長である教授に相談。
このシステムでは新たな改革などできるはずはありません。
これは当日ある方から聞いた噂話です。
TK大の課題の一つは女子学生の少なさ。
確かに、女子学生が多いと男子学生がやる気になるとの声を工業系の大学の先生から伺ったことがあります。
最近、正門前、竹茂食堂あたりのかなり広めの土地を大学が購入されました。
噂ではそこには、女子学生の増加を目的に「女子寮」を建てるとのこと。
「?」との私の感想です。
かつて茨城大の1ヶ月の寮費が700円と聞いて、その認知度が上がったことがありました。
さてさて私大が正門前に立てる寮費はいくらにするのだろうか?
留学生だらけになるのではないか?と思った次第です。