口の前に人差し指を立てて「シー」。
これは日本だけではなく、世界で通用するサインのようです。
つまり、「シー」は「静かに」の「し」ではないのです。
一説によると、「シー」は赤ちゃんが静かになる音。
検証してみたい気がしますが、泣いている赤ちゃんに「シー」をすることは難しそうです。
というのも「シー」を発した人は他の人から冷たい人と見られる可能性があるからです。
それでは、口の前に置かれる人差し指はどんな意味を持っているのでしょうか。
お口チャックであれば、人差し指は立てずに、口と平行に置けば良いようにも思われますが。
あるいは、手をパーにして口を隠すポーズをしても良いように思われます。
「なぜ、人差し指を閉じた口の前に立てるのか?」に対してあるアメリカ人の人文学者は推測されています。
その人差し指は「おしゃぶり」を表している。
確かに、グズっている赤ちゃんに「おしゃぶり」を咥えさせると静かになります。
高校生に対しても私は時に「シー」と言いながらこのポーズをとります。
中学生にも、高校生にも、大学生にも「あかちゃん」のような生徒や学生がいるんだと考えただけで、授業中の私語も気にならなくなる私です。
赤ちゃんはすやすやと寝ているだけで、カワイイですね。
高校生でも赤ちゃんのように授業中に寝てしまう生徒が時にいます。
見かけは高校生であっても赤ちゃんなのだと我に言い聞かせてはいますが業務上、寝かしておくわけにはいかないのです。
しかしながら、ある生徒はおこしても起こしてもすぐ寝てしいます。
その状態は、夜中中起きていた生徒のように一瞬にしての寝落ち。
あるいは何らかの薬を服用していて、その副作用。
当然のことですが寝ている生徒は定期考査の成績も芳しくありません。
授業中に私語している生徒に「おしゃぶり」を提供することで問題は解決しそうですが。
寝ている生徒への対応は大きな問題です。
というのもなかなか「自己責任」と言えないのが学校の置かれている状況だからです。
落第者を出すとその科目担当者の実力不足と捉えられ、補習講習というプラスの仕事が私に科されてしまいます。
さて、この問題をどのように料理しようかと思慮している私です。
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