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『英検の試験監督』

2025-01-21 07:07:07 | Weblog

2年ほど前から職場では「英検」を年2回全員受験をさせています。

英検受験者が増えている要因は東京都が英検受験に対しても給付奨学金を支給していることがあげられます。

英検校内実施日当日は準1級、1級以外の級を全校生が受験しています。

なお、試験監督は教員が担当しています。

生徒が英検級取得に励む理由は受験との関係があげられます。

例えば、高校受験では英検取得者は出願条件とされたり、内申点が1,2点加算されるなどの厚遇措置が行われています。

近年、大学受験でも英検取得は受験者に大いに役にたっているよいです。

一般受験の「英語」試験が免除され、取得級によって「100点」、或いは「80点」として計算する大学も多くなってきました。

例えば、明治大学商学部の英語4技能試験利用では準1級合格者は300点扱いです。

その他の国語150点、社会100点で合計550点です。

英検利用入試は受験生と大学の双方にとってメリットがあると思われます。

受験生にとっては英検合格が換算されることでの受験対応の軽減が利点です。

近年の大学受験では個別の学部単位での入試に加えて、全学統一の試験実施校が増えています。

現在では教養科目としての「英語」、必修科目としての「英語」を担当していた大学教官が多かった時代ではありません。

「英語」科目そのものを外部委託している大学、あるいは「英語」担当者は非常勤講師という大学が増加しています。

基本的に入試問題作問を外部委託せずに、自大学での作問をしている大学にとって、英検利用入試は作問数軽減につながるというメリットがあるわけです。

しかしながら、すべてにメリットがあるわけではありません。

授業をつぶしてまで英検実施をする必要があるだろうか?

受験の準備や答案解答上の注意をするなどの試験監督としての9時30分から約3時間の英検監督時間は仕事としても疲労困憊です。

これは各学校の判断だと思いますがプラスアルファーの仕事なのに、特別な手当は支給されません。

肉がご飯の上に大量に乗ったスタミナ弁当のみの支給です。

何はともあれ、英検終了後には「リスニングがムズイ」などと語り合う生徒たちを見ていると、全員に合格してほしいと望むばかりです。

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