私と子ども家族は同じ敷地にある二世帯住居に住んでいます。
二世帯住宅ではありますが玄関が二つあり、屋内で繋がっているわけでもないので殆ど顔を会わせることはありません。
スープの冷めない距離に住んではいますが、住居間の距離と親族の心の結びつき間の距離は微妙です。
当然のこととして近隣に住んでいるから仲が良いとは言いきれないわけです。
(決して子ども家族との関係が悪いわけではありません)
できるだけ、繋がっていた方が良い、できるだけ繋がりが強い方が良いのではないかとの思いで何らかの理由をつけて「親族間のイベント」を定期的に実施しています。
今回の目的は「義理の娘の誕生会」の実施でした。
・誕生日用の「生花」を事前に注文
・アイスクリームが好きなので「31アイスクリームケーキ」を事前に注文
・5歳と1歳の子どもたちが騒いでも大丈夫そうな近所にあるイタリアンレストランを事前に予約
・新たな仕事について働き始めたので「就職祝い」を用意
定年退職を前にした高齢の親である私たちが子ども家族に気を使っているように思われるかもしれません。
実際、私もそのように思います。
何もしない方が楽なのですが、その場合に良い関係を継続できるかどうかはわかりません。
関係など気にする必要も無いのとのご指摘もあると思われますが、親子、兄弟の縁はできれば良好な繋がりが継続できれることを望んでいます。
誰かが繫ぐ役割や継続イベントの継続をした方が良いのですが、子どもたちはその役割を担いそうにありません。
親に気を使い、孫を祖父母に会わせるために意図的に故郷を訪問してきた私たちです。
おじいちゃんと呼ばれるようになってからは何らかの理由をつけて子ども家族を訪問している私たちでもあります。
GoingとComingでバランスがとれるのですが私の場合はGoingとGoing。
焼肉店に連れて行っても何も食べないのにポテト、ベーコン、ピザは食べていた子どもたち。同様に回転寿司に行っても何も食べないしテーブルにのって遊んでしまう事が多いのに、今回は1時間以上楽しい時間を過ごすことができたようです。
ただ、問題は食後に出していただいたバースデープレート中央にさされていた花火を素手でつかんで大泣きしたことです。
直ぐに対応したので事なきを得ましたが、想定外でのケガなど子育ての大変さを思い起こされた次第です。
大きな出費ですが目的実現のためには致し方ないと思っている爺さんでした。