「ウーマンコミュニケーション」コンプリートいたしました。前に記事を書いたのが3/16なので、3か月強というところだが、まあ最近の自分からしたら頑張った方やと思いマス(何の言い訳だw)
完走の感想を簡単に書いておくと、まず基本的にはアホゲーである。ただ、普通ではない単語や文の切り方で下ネタを発見せねばならず、ステージによっては同時 . . . 本文を読む
ほう、「メイド・オブ・ザ・デッド」とな。これはなかなかに紳士の嗜みに見えることだ。つまり、オークたるワイがジョブチェンジするには格好のゲームってことだな(・∀・)
とはいえ、だ。これまでヴァンサバ系は全くやったことがなく、自分に適性があるか不透明な状態で投資するのは気乗りしない…
せや、そんならホロ . . . 本文を読む
こないだの宣言通り、「ドキドキ文芸部」(無印)をとりあえず一周完了。
今回は深刻なネタバレはしない範囲で書くと、この作品の根幹にあるのは、「恋愛ADVのキャラクター性」だと私は思う。その設定や思考態度というものは、メタい発言をすれば、「短期間で主人公と仲良くなる必然性を担保する」という製作上の都合に基づいている。
ただし、それらをメタではなくベタ(リテラル)に捉 . . . 本文を読む
ネット環境が復活してすぐにやったこの一つは、ずっと気になっていたこのゲームを(サントラとともに)購入することでおました。動画実況でザックリした雰囲気は掴んでたものの、自分でやってみると実によくできているなと改めて感心。
特に、(オートセーブなのもあって)日が変わるのがテンポよく演出されてシームレスに話が進んでいくのは○。ゲーム進行をだらけさせない点でも重要だし、そこに気だるげながらどこ . . . 本文を読む
さて久しぶりに「さよならを教えて」の記事。ここで書いたのは、(1)各キャラが何を象徴しているのか、(2)左を踏まえて彼女たちとの「さよなら」が何を意味するのかという話。ちなみに前者を掘り下げると「めくるめく自意識の世界へ」となるが、それはたとえば「ゆめにっき」の世界を解釈する行為に近い(「ゆめにっき4」)。また「沙耶の唄」などと比較しながらそこで描かれるディスコミュニケーションについて書くつもりで . . . 本文を読む
少し前にundertaleで描かれる復讐の連鎖と共生の話をした。このようなテーマは、新奇なものではない。例えば復讐の連鎖は1972年の「海のトリトン」(アニメ版はガンダムの産みの親である富野が監督)、そして共生や不殺は1985年の「蒼き流星 レイズナー」で物語の根幹をなしている(そもそも主人公は地球人と異星人の混血 . . . 本文を読む
「あのとき、この本」を読んでいると、不思議な感慨にとらわれる。この作品は著名な文筆家などが印象に残っている絵本を一回一回紹介していくもので、その最後にこうの文代の4コマが添えてある、という構成になっている。こうのの作品は、ほのぼのとした絵柄でありながら人間間や人間―動物間のディスコミュニケーション、あるいは世界の不条理を日常として描く点に特徴がある。その意味において . . . 本文を読む
WHITE ALBUMレビュー再掲第三弾。ちなみに今読んでるのは「ぴっぴら帳」だから今日は元気だぜい(だからどーした)。
しかし、こうの史代の作品はどんなものであっても他者と自分が癒着することがないね。たとえば先日レビューを書いた「さんさん録」の参平と乃菜。創作に限らずよくある話として孫は猫かわいがりされるものだが、しかし参平は決して乃菜にそう接しないし、 . . . 本文を読む
WHITE ALBUMのレビュー再掲第二弾ですわ。ふぅ・・・
え、何でアンニュイなのかって?元々は「寒い」で始めたこの作品のレビューだが、ついでに「凍りの掌」を読んだら完全に魂を持っていかれたんでね・・・一応ソルジェニーツィンも読んだことがあるし、極限状況の描写にはそれなりに耐性があるつもりだったが、極限状況での裏切り、そして祖国へ戻ってからも疑惑の眼で見られるや . . . 本文を読む
こないだ十四松が寒さに悶絶する話題を書いた時、そういや冬に合うゲームとしてWHITE ALBUMなんてのがあったなあ・・・と懐古に浸って昔のレビューを掘り返してみた(2006年にレビューを書きたいという言及があるので、おそらくその頃にアップしていたものと思われる)。発売が1998年ってもう20年近く前なのかい!と時代の流れを感じるとともに、自分自身の初期のゲームレビューという意 . . . 本文を読む