そう思っていた頃が自分にもありました・・・なぜって、均整を尊ぶルネサンスのエートスと、豪奢を嘉するバロックでは水と油だからね。
しかし、私はかかるステレオタイプを打ち破るマスターピースと出遭うことになった。
それが篠塚裕志である。え?この黒くて邪魔な四角は何なんだって??そりゃお客さん、大事なトコロなんですから防御力高めるためにもテルシオにす . . . 本文を読む
「脅迫」というのは、もう25年近く前に発売されたゲームである。当時高校生だった俺は小説版でしか中身を知らなかったが(ちなみにエロゲーのことを知ったのは小5から)、およそ10年後にネットを使うようになった頃に同作の「明日へはばたいて」という曲のアレンジMidiを見つけ、以降今でもよく聞いているくらいには縁がある(添付のワードファイルによると、「セピア色の空」というサイト?が製作し . . . 本文を読む
という言葉は歴史を学んだことがあるなら誰でも一度は耳にしたことがあるだろう。
まさしくその言葉通り、端麗なる者はあたかもラファエッロが宗教画のごとく神々しき存在であって、容易に侵すべからざることは言うまでもない。私が最近目にしたもので言えば、「+はやみ」なるMeisterの画がそれに当たる。
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獣道とは、辞書によると「獣の通り道。野生の動物が通ることによって自然にできる山中の道」だそうである。ロマサガ2の熱心なプレイヤーであった私としては、ハリア半島からのルートについての「けもの道ぐらいしかないぞ」という言葉が印象的であるが、ウィッキーさんによると現実でもカモシカの作る道は断崖絶壁に続くとされ、実際通るのが大変な場合もあるらしい。
そして私は、そんな獣道を好むケモナーオ . . . 本文を読む
私が「深田えいみ」なる存在を目にしたのは、少し前のことになる。しかし、それが紛れもなく神の現身であると稲妻のような確信が私を貫いたことは、今でも鮮明に覚えている(←妄想力の化身)。
暴力的なまでの肉体美、完璧という言葉すら生易しく思える完成された相貌、そして計算され尽くしたアルカイックスマイル・・・これを神と呼ばぬのなら、ヴィシュ . . . 本文を読む
「これはナムルですか?」「いいえ、鳥の糞ですよ。」
そんな松井さんと客のやり取りが聞こえてきそうな国の名前(妄言)だが、その正体は岡山の県北にある(嘘)ニート量産機、ナウル共和国である。
動画で紹介されているように地下資源のリンを輸出して大儲けしていた国であり、以前言及したフリッツ=ハーバーのハーバー・ボッシュ法とも関係する。とい . . . 本文を読む
「藤原竜也風三次元カイジVS二次元カイジwithナレーション」とか、これもう意味わかんねーな(;´∀`)
声だけじゃなく息遣いや仕草に目線まで似せるとは、魂も染まりきってすでに現身となった、悪魔的模写と言えるだろう。
まあそいうわけだから、おもしろすぎてすでに50回くらい見てしまいましたとさ( . . . 本文を読む
最近やたら固いネタばっか思いつくんで、たまにはいかにも日記っぽいヤツを書いておこうと思う。
元々わかっていたことだが、1月は仕事が立て込むのでなかなか時間が作れず、さらに毒書会用として『ホモ・ルーデンス』を読み、こないだ買った『特攻隊員の現実』を読み、そして次の宗教関連の記事のためにamazon先生から買った本が届き、完全に飽和状態に陥っている(ついでに言えば、二・二六事件のも二 . . . 本文を読む
前に「それを『常識』とする根拠は、もはやどこにもない」という記事で、日本人の法的知識の欠落は(憲法の名宛人など含め)明らかであって、教育内容や共同体の崩壊、あるいはそもそも日本人の法意識を鑑みるならば驚くに値しない、と書いた(こういう主張に対して出てくる愚かな反応の一つは、「私は知っている」というものだ。そういう御仁は個別具体と一般の違いも理解できないらしい)。
これに関しては、 . . . 本文を読む
「言葉の自動機械」とレッテル貼り、そしてそれがはびこる背景を話したので、今回は「アンチプロパガンダ」(になりうるもの)の一例について述べたい。
それはつい先日店頭に並んだ一ノ瀬俊也『特攻隊員の現実(リアル)』である。彼の著作としては、『皇軍兵士の日常生活』、『銃後の社会史ー戦死者と遺族』などがあり、戦争ではあっても戦略論や外交史ではなく、戦場のリアル、銃後のリアルを記述しようとす . . . 本文を読む