一年越しでとうとう出会ってしまったか~。
番長がこの世に現れてから、必ずおちょろちい悪魔と死合う日が来るとは思っていたが、案の定そこには視聴者も巻き込んだ言語的ねじれが発生することとなった。
でび「必殺技持ってんの?」
はじめ「刺殺技・・・??」
はじめ「はじめは勝ちまつからね」
でび「は、はずめは、はち . . . 本文を読む
仕草という話し方といい、「静かに正論で詰める」のお手本みてーなブチ切れ方だなw
しかもこの動画には、「いや、警察にここを走るよう言われたんですよ」「何ですと!?」という展開で「冷静に狼狽する」様まで観察できるというオマケつきで、非常に満足度が高いw
なお、スコットランドには適応されない模様(・∀・)
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「現代日本語の文章を読んでいても、その内容を理解できている人は一体どれだけいるのだろうか?」
この問いに対しては、「ちゃんとした教育を受けてきた人間なら誰しも理解できて当然だ」くらいの認識がまかり通ってきたが(今でもそう思っている人間は多そうだ)、ネットとその普及はその(共同)幻想を破壊した。
すなわち、別に難解な用語を使って . . . 本文を読む
「カツオパーティー」と聞いても意味がわからないし、それが本来は「仮装パーティー」だったと聞いても、ますます意味がわからなくなるだけだろう。
しかしこれを、”Kasou party”→"Katsu(o) party”と置き換えたならどうだろうか?別言すれば、sがtに変換されることで、「 . . . 本文を読む
「中世の歴史史料と物語の作られ方」という内容の記事を準備していたが、「国語の勉強つまらない人に欠ける”古文の奥深さ” 解釈が色々あるからこそ、学んでいて面白い」という文章を読んで興味が湧いたので、そちらを先に取り上げたいと思う。
そこでは「春はあけぼの」の文章がどこに句読点を打つかで解釈が変わる(解釈の多様性)という話が書かれておりなかなかに興味深いのだが . . . 本文を読む
共通前提が急速に失われているんだから、「空気を読む」とか「暗黙の了解」と、「阿吽の呼吸」なんて難易度爆上がりで、今から是正してかないと多くの人には無理ゲーになりまっせ(・∀・)ていうことは「ことば関連」や「AI」のカテゴリーで何度も述べてきた通りだが、今回紹介されている『「何回説明しても伝わらない」はなぜ起こるのか』もまた、認知の枠組み(スキーマ)が人それぞれ違うのだから、違うことを前提でコミュニ . . . 本文を読む
前に『算数文章題が解けない子どもたち』という本を取り上げ、そこで問題になるのはしばしば計算力ではなく国語力だと述べた。
その中で、この問題は古典教育や国語教育、あるいは松本敏治『自閉症は津軽弁を話さない』など、様々な領域に関係しうると述べたわけだが、ここでは後者について少し掘り下げてみたい。
一応「松本敏治『自閉症 . . . 本文を読む
問 「250g入りのお菓子が、30%増量して売られるそうです。お菓子の量は、何gになりますか?」
解答例1:250×0.3=750
解答例2:250÷0.3=800
一見すると、「どうしてこうなった?」という答えだが、解答例1のように答えた理由は「75だと減ってしまうから0を足してみた」というものであり、また解答例2は「ふつうなら×(かける)だけど、&t . . . 本文を読む