以前の記事で、AIの画像生成やAI生成動画の精度が日進月歩であること、そして人間が求めているものはごく少数を除いて「~げなもの」でしかないので、人間が作ったのかAIが作ったものかの違いにこだわるのは趣味嗜好の問題となり、人が作成したものは全体のワンノブゼムに化していくだろう、と述べた。
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「関西でお座敷によばれ、座主が目をかけている東大の院生というヒトと対面した。彼がいうには、生成AIで山村の地域課題を抽出し、施策を出してもらい、そのままチャットAIの吐き出したもので国の創生や観光系の助成金を申請するという。とても気分が悪くなった。」というSNSの記事を見て、思わず爆笑してしまった🤣生成AIならぬ創成AIとか今後出てきたりしてなw
まあこれって色々な視点というか問 . . . 本文を読む
多くの場合において、人が求めているのは「~げなもの」でしかない。そもそも「現実」と言ったところで、提示されているそれらもフォトショップなどによってredactedな製品であり、仮にウェブを通さなくても、化粧動画などを見ればわかる通り、極めて精緻に加工された世界に我々は生きているのである(まあベンヤミンが『複製技 . . . 本文を読む
AIの「進化」と人間の「劣化」という問題系を考えていると、認知科学はもちろん、(以前『野生の思考』やピダハンにも言及したように)人類学も極めて重要な分野だと最近思うようになったが、その観点でこれらの動画は大変興味深い内容だった(後者については、イーガンの『順列都市』の話を懐かしく思い出した)。二つの動画に共通するのは、動物内での人間の特性は、膨大な情報とそれへの対応力であると言い換えられそうだが、 . . . 本文を読む
Exactly(その通りでございます)!
実に素晴らしい「自由研究」だワ。
ちなみに言えば、古代・中世と呼ばれる時代では自由に思わせて実は支配している存在というのが「神」であり、近世にはそれがヒューマニズム=人間中心主義へと移行し、さらに近代では人間理性に基づいた啓蒙思想や科学革命、市民革命が進展していった訳だが(人間は理性で . . . 本文を読む
かつては、情報が増えて得られる知識が増加するのは良いことだと思われてきた。しかし、decision fatigueという言葉もあるように、そもそも情報が多ければ人間はしばしば考えるのをやめ、目の前の情報や提案に唯々諾々と従う傾向があるともされている。
情報はただインプットするだけでなく、分析・ . . . 本文を読む
「名画に対してスープを投げる目的は一体何なのか?」という背景を予測した動画で、まあ専門的な言説分析というわけではないが、ここで語られることはまさしく「反逆の神話」であり、要するにそれは抵抗運動のようでありながら、その実ファッション・ビジネス化していることを示している。
もちろん、「権力は腐敗す . . . 本文を読む
AIの進化
ネットによる分断
稲増一憲『マスメディアとは何か』
成熟社会化による価値観の多様化と社会の複雑化。
ネットがブースト。
オールドメディアしか無かった頃との違い
アメリカの黄昏。
ネット自体には意思はない。
アーキテクチャーの視点。
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