なるほど、「何一つ悪くないけど、システムの監視には引っかかりそうなもの」を提示することで、システムのおかしさを風刺するんですねわかります(・∀・)
まあ仕組みを整えさえすれば、後は全て委任してしまえばよろしいなんて、あまりにもナイーブすぎる発想ではあるわな。 . . . 本文を読む
安倍吉俊の配信はじめて見たわ~。lainとか灰羽連盟とかむっちゃ好きだったなあ・・・内容としてはまあわかりやすいというか、「歴史は繰り返さないが韻を踏む」系の話かなと感じた。
というのも、ここで話されているAI画像と手書きの話は、写真が登場した19世紀前半でも起こったものだからだ。この頃、絵画は新古典主義からロマン主義への移行期 . . . 本文を読む
以前の記事で、AIの画像生成やAI生成動画の精度が日進月歩であること、そして人間が求めているものはごく少数を除いて「~げなもの」でしかないので、人間が作ったのかAIが作ったものかの違いにこだわるのは趣味嗜好の問題となり、人が作成したものは全体のワンノブゼムに化していくだろう、と述べた。
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「関西でお座敷によばれ、座主が目をかけている東大の院生というヒトと対面した。彼がいうには、生成AIで山村の地域課題を抽出し、施策を出してもらい、そのままチャットAIの吐き出したもので国の創生や観光系の助成金を申請するという。とても気分が悪くなった。」というSNSの記事を見て、思わず爆笑してしまった🤣生成AIならぬ創成AIとか今後出てきたりしてなw
まあこれって色々な視点というか問 . . . 本文を読む
多くの場合において、人が求めているのは「~げなもの」でしかない。そもそも「現実」と言ったところで、提示されているそれらもフォトショップなどによってredactedな製品であり、仮にウェブを通さなくても、化粧動画などを見ればわかる通り、極めて精緻に加工された世界に我々は生きているのである(まあベンヤミンが『複製技 . . . 本文を読む
AIの「進化」と人間の「劣化」という問題系を考えていると、認知科学はもちろん、(以前『野生の思考』やピダハンにも言及したように)人類学も極めて重要な分野だと最近思うようになったが、その観点でこれらの動画は大変興味深い内容だった(後者については、イーガンの『順列都市』の話を懐かしく思い出した)。二つの動画に共通するのは、動物内での人間の特性は、膨大な情報とそれへの対応力であると言い換えられそうだが、 . . . 本文を読む
Exactly(その通りでございます)!
実に素晴らしい「自由研究」だワ。
ちなみに言えば、古代・中世と呼ばれる時代では自由に思わせて実は支配している存在というのが「神」であり、近世にはそれがヒューマニズム=人間中心主義へと移行し、さらに近代では人間理性に基づいた啓蒙思想や科学革命、市民革命が進展していった訳だが(人間は理性で . . . 本文を読む
かつては、情報が増えて得られる知識が増加するのは良いことだと思われてきた。しかし、decision fatigueという言葉もあるように、そもそも情報が多ければ人間はしばしば考えるのをやめ、目の前の情報や提案に唯々諾々と従う傾向があるともされている。
情報はただインプットするだけでなく、分析・ . . . 本文を読む