ゆめにっきのような世界を体験して目覚めると、そこはホテルの部屋だった。幸いドアが開けられないということもなく、荷物を持って一回に移動する。
一回の喫茶店ではおっさんたちがまったりしており、これはこれで午睡の時間のような異世界感を醸し出している。それを尻目にホテルを出て車で空港に向かう。一体昨日見た亜空間はどうなっているのだろうと思ったら、鷹ノ巣駅前はさして変わらず。しかし、少し走 . . . 本文を読む
鷹ノ巣駅前の無人道路と対照的な燦然と輝く灯りに誘い出された私は、その闇の向こうを求めて駅前通りを歩き始めた。いや、もうこれ完全に「ゆめにっき」やん。このまま道路を進むと行き止まりで、戻ってみると実は下水道でしたー((((;゚Д゚))))ガクガクブルブルとかそんなオチやろ。
他の方を見ても同じ状態。四面是異界也。
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下北半島の付け根まで南下し、高速ですっ飛ばすこと2時間強。秋田県の鷹ノ巣駅に到着した。ホテル前は満車状態で、なるほど特殊な部屋(確か空調が壊れてるので、一時的にストーブ使ってる部屋ということで値引されていた)しか空いてないのもむべなるかな。
ここまで来たら、あとは明日の朝飛行機に乗るだけなので、秋田の町をちょっとぶらついてみましょかと外に出る。
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昼に浜寿司へ行き損ねたので、夜こそはとむつ市の店にやってきた。
セットを頼んでしばしまったり。長距離走行と寒さにやられた状態的には一杯飲んで温まりたいが、ここから高速で鷹ノ巣駅までクレイジーランデブーをかまさにゃならんので自制する。ほぼ食べ終わりというところでテレビの天気予報にふと目をやると・・・最高気温が10度!!??イカレタコハノッターレー(錯 . . . 本文を読む
結局迫りくる闇につかまり、海岸沿いの運転で神経をすり減らすことになった私がむつ市に到着した頃は漆黒の闇に包まれていた。
いい時間にもかかわらず、今日の宿を取っていなかったため、コンビニの駐車場に停車してよいホテルを探す。ただ、明日は大館能代空港で朝の便で帰るため、近くの宿でないとかなり面倒なことになる。とはいえまあ月曜夜じゃけん大丈夫やろと思っていたら・・・全くと言っていいほどあ . . . 本文を読む
すでに日は沈みかけ冷たい風が吹きつけてくるというのに、角度を変えればまだ昼下がりぐらいに見える不思議。しかしそれにしても、この独特の地形と岩肌、そして夕陽と海という組み合わせは実に幻想的だ。
何だか祈りを捧げる祭壇か何かみたいだなあ(小並感)。
沈みゆく陽を見ながら、頭の中に去来した . . . 本文を読む
恐山と大間岬のギャップに面食らった後、今日の最後の目的地として仏ケ浦に向った。
海岸沿いは道がやたらくねくねしていて走りにくいのだが、加えて昼飯の場所として期待していた浜寿司がお休み(←不定休ながらそこに当たってしもうた)で空腹のため妙にハイになり、さらには日が傾いてきて漆黒の闇の中を走るんかいという焦りが私の走行をヒャッハーなものにした。ま、月曜のためか車が全然走って . . . 本文を読む
恐山が非常に印象的であったから、次に向かう大間岬もさぞかし風光明媚な場所であるだろう・・・という妄想に浸っていたのも束の間。目の前に現れたのはこげな景色ごわした(゚∀゚)アヒャ
ここまで振り切ってると、逆にもう笑うしかないっすわwww場所の説明としてならまだしも、これを見た我らpassengersは何を思えばいいんだろうか?やたら気合の入りまくっ . . . 本文を読む
な、なんじゃあこりゃあ!!?蛇口がどす黒く変色しとる!!
ただサビついたというのとも違う感じが・・・
そこで路傍にあった賽銭と思しきものの山も、異様な色へと変色していた。おそらく、これはゴツゴツした岩肌と同じ、すなわち硫黄や火山性ガスなどと関係しているのだろうが、それを知らぬ昔の人が見たら、この土地の異常性を表象するものと感知したことだろう。 . . . 本文を読む
霊場を一通り回ったところで、湖岸に立つ。
もう何度も書いてはいるが、やはり改めて思うのが、「混淆とそれによる眩暈」だ。砂浜があり、対岸には山がある。まあここまでならわかる。しかしさらに、美しき紅葉があり、砂利道と岩肌があり、さらに寺院があって、かつこれらが渾然一体となっているのだ。ゆえに、一つ一つのも . . . 本文を読む