「アウトレイジ」シリーズを見るまで北野武映画DTで、「その男、凶暴につき」も「戦場のメリークリスマス」も見ていないゴルゴンですが、皆さまいかがお過ごしでせうか?今回は映画「首」を見たついでに、一部では北野映画最高傑作とも言われてるらしい「ソナチネ」を鑑賞してみやした。
結論。な、なんだこの強烈な作 . . . 本文を読む
少し前に映画「ナポレオン」のネタバレなしレビューを書いたので、今回はネタバレあり版でいきたいと思う。
で、結論を先に述べると、評価は75~85点と述べて「驚きはないが、よく練られたエンタメ映画」という評価をしたが、これは特に変わっていない。点数のイメージは、エンタメとしては120点だが、テーマ的失敗でマイナス45点の結果、75点に落ち着いたという感じである。ただ、 . . . 本文を読む
「ナポレオン→ヴェトナム→メキシコ」とコロニアリズムのコンボ(何じゃそりゃ)をキめたところで、映画「ナポレオン」のネタバレなしレビューはぁじまるよぉ~。
まず大まかな評価は75~85点というところ。「驚きはないが、よく練られたエンタメ映画」という印象だが、この作品に関しては、ナポレオンとジョゼフィーヌの関係性を軸に描いているため、二人の演者の魅 . . . 本文を読む
先日「首」を見て以来、映画をあれこれ渉猟したいモチベーションが復活したので、気が変わらんうちに「ナポレオン」も観に行くべと思っていたところ、109新宿シネマズでちょうどいい時間帯に上映されていたので、遠征することにした。
ふーむ、こういう空間で映画を見るなんて、まるでブルジョワジーじゃあないか!あ . . . 本文を読む
「ナポレオン」を観に行く前に、そもそも「首」のレビューで言い忘れたことあったわ・・・ということで、二点補足。
1.本能寺の変と陰謀論
本能寺の変は、天下統一を目前にした「魔王」が、その部下に親子ともども殺された事件として非常にインパクトがあり、ゆえにそのインパクトに見合うだけの深淵な何かがあるに違いない、と人々の想像力を掻き立ててきた。
それゆえ、今のところ確 . . . 本文を読む
さて、ここでは映画「首」のレビューを書いていこうと思いマスよと。
前回の記事で、そこまで大きな驚きや発見はなく、70~80点くらいの印象だと書いた。ではそもそも、自分が視聴する前はどんな状況だったかと言うと、完成披露会見の内容などから、「戦国時代版アウトレイジ」とでも呼ぶべき内容だろうと予測していた。これはつまり、「武士道」とか「革命児」みたいな感じのイメージを背負って語られてき . . . 本文を読む
「これは戦国版おっさんずラブや」という評価をどっかで見た気がするが、喩え話かと思てたらガチでしたw
はいどうもゴルゴンです。前に紹介した北野武の映画「首」を見てきたんで、簡単に感想を述べておきたいと思いマス。ちなみにコロナが始まってからは映画館には一度も行っておらず、何気に4年ぶりくらいの映画館となる訳で、普段なら行かない場所で見てみようと、東 . . . 本文を読む
ゲストハウスなんかでwi-fiを使って動画を見る時、新しいものを見て何かインプットするより、すでに知っているもののまとめを見ることが多い。そして今回五島で視聴したものの一つが、ランバ・ラルの紹介動画である。
初代ガンダムを見たのは大学生と相当遅かったが、当時このいぶし銀オヤジがあまりに魅力的すぎて、こういう上司の元で働きてえ😍・・・なんて思った . . . 本文を読む
「シン・ウルトラマン」の感想で「肝心の『(ウルトラマンが)なぜ人間に味方するのか?』が弱かった」と述べた点について、少し補足しておきたい。
ウルトラマン(以下リピアと表記)が人間を守らねばと思うようになった理由は、自己犠牲(利他)を目の当たりにしたからだという説明がなされている。しかし正直なところ、これには大して説得力を感じなかった。その理由は . . . 本文を読む
この前「シン・ウルトラマン」の大まかな感想を書いたが、本作の完成度を高めたMVPの一人は間違いなくメフィラス(とそれを演じた山本耕史)である、という点に関して異論がある人は少ないだろうと思う。
怪威獣たちとの肉弾戦、ザラブとの知能戦(交渉を通じて恐怖で現生人類の支配を目論む)、その後に来るゼットンの絶望的なスケール感(交渉の余地なく現生人類を消 . . . 本文を読む