「据え膳食わぬは男の恥」って、確かにネタというか、内々の猥談やエロ漫画のようなレベルなら理解できなくもないが、昨今の状況を考えれば、むしろ「据え膳食えば一生の傷?」とリスクマネジメントに配慮するのは(ちゃんと考えている人間なら)当然のことだろう。というのも、仮に動画にあるような相手が泥酔のシチュエーションでヤったとしよう。仮にこの後で「そんなつもりはなかったのに、意識がない間に犯され . . . 本文を読む
基本的に人は危険だとか、苦しいと思われるものにわざわざ向かってはいかないものだ。いるとしても、それは少数派であって、社会のマジョリティには決してなりえない(これは生活・集落の維持という人類学・生存競争の面から考えても必然的なことと言える)。
その意味で言えば、リスクヘッジを念頭に行動設計を組み立て、そこに「生 . . . 本文を読む
クマの駆除に関する記事は前にも書いたが、「無知は罪」(あるいは感情の自動機械)という言葉がこれほどよく当てはまる事例もなかなかないだろう。
ここで注意すべきは、問題なのは動物愛護の精神ではなく、多面的な見方や実情を知らない(あるいは知ろうともしない)姿勢に他ならない。そしてそのような頽落した人間たちが情動に流されこぞって声を上げる時、共生の作法 . . . 本文を読む
限界ニュータウンの絡みで町の高齢化や限界集落の動画を色々見ていたら、おもしろいのがあったので掲載しておきたい。田園調布の動画に関して思うのは、やっぱ比較考慮っていうのが正確な評価には必要不可欠ってことやね。
現在の特徴を形成する原因として取り上げられるものが、実は他の所にも同じように観察されたりするわけで、だ . . . 本文を読む
限界ニュータウンが生まれた社会的背景と、それが孕む諸問題か・・・
最初ダイアモンドオンラインだったかプレジデントオンラインで関連記事を見た時は興味本位だったが、掘り下げれば掘り下げるほど単なるネタではなく、そこに歴史や経済、さらには人口動態や娯楽のあり方など様々な要素が絡んでいて、とても刺激を受ける内容である。
ちなみに、今回 . . . 本文を読む
すすきの事件についてはその猟奇性もあって様々言われているが、背景としての家族病理の説明は極めて興味深いものだった。すなわち、個人としては学力や社会的思考ができたとしても、身内をケアせねばと閉鎖空間の中で何とか処理しようとすると、「最も困っている存在」による、言わば弱者権力のようなものに屈服し、かえって病理を長期化・深刻化させてしまうという話である(前回の性的虐待とその隠蔽のケースもそうだが、こうい . . . 本文を読む
接客態度の悪いタクシーの運ちゃんに対し、即座にこういう対応をして相手を篭絡してしまう辺り、さすが船長(宝鐘マリン)やなという感じ。
このエピソードを聞いて自分が思い出すのは、かつて湊あくあとの会話で「人を信じすぎ」と言うあくあに対し、「そう考えた方が生きやすくなる」と答えたことだ。ここには船長 . . . 本文を読む
なるほど、孤立化するとグルグル思考しやすくなり、そのグルグル思考を続けていると、ある時それが飛躍する瞬間がくる・・・か。自分が高校の時にどんどん思考がおかしくなっていった時の構造がまさにこれなので、実に興味深く聞かせてもらったわ。
当時を思い出してみると、3年間クラス替えなし+隔離されたように別棟にあった関係で非常に閉鎖的な構造になっていた。し . . . 本文を読む